フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
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美しいメロディはフルートで

2022年04月16日 | 作品あれこれ

 

ウェーバー(1786~1826)作曲の「魔弾の射手」というオペラがあります。

当時は著作権侵害という考え方はなかったので

メロディを借用して再構築した器楽曲は数多くあります。

「魔弾の射手ファンタジー」は

フルートのスーパープレイヤーであったタファネル(1844-1908)が残しました。

 

 

 

加線が多くてぱっと見、五線がどれだかよくわからない

観念して拡大コピーしました。

あーあ。

 

このスーパープレイヤーの作ったファンタジーの

演奏を試みると100年前のフルートの演奏が

窺い知れるというもの。

 

「私たちは現代の方が優れていると思っている傾向があるけれど

昔の人たちの演奏は凄かったんですよ」と

30年も前に恩師 増永弘昭先生に言われたことがあります。

確かに。諸条件考えるとそう。

 

極上のメロディを借用した「フルートファンタジー」は

音楽の美しさがより際立っていて・・・もったいない。

命あるうちにキラキラと演奏しよう

 

 



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