フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

ドップラー リギの想い出

2019年08月31日 | 作品あれこれ

 

フルート奏者ドップラー は

ウィーンフィルの創立メンバーです。

 

ウィーンで

ハイソサイエティな方々とのお付き合いも当然あり

サロンで喜ばれる作品を書いていたんだなー

ということがよくわかり、

なかなか面白いのですよ、この曲。


リギの想い出の「リギ」は山の名前で

スイスの観光地ルツェルンにあります。

 

で、この本

アルプスの少女ハイジのことを述べているのですが

 

昔とても貧乏だったスイスが

(ハイソサイエティな人たちの)夏の保養地として

栄えていったという内容も書かれており、

ドップラー がこの曲を書いた背景が見えてきて、

私としてはとてもワクワクしてしまう訳です。

 

フルートとホルンとピアノと打楽器の曲なのですが

フルートとチェロとピアノで11月に演奏します。

 

爽やかな朝の目覚め、

そして鳥が美しくさえずりアルペンホルンの雄大な調べ、

風が吹き雨が降り再び穏やかさを取り戻す。

そしてまた美しい夕暮れと星たちのきらめき・・・

 

ほんっとにそのまま描写したような作品で

行ったことはないスイスの風景が

アルプスの少女ハイジとごっちゃになって

目の前に広がる感じです。


あああ、できれば演奏前に

アニメの残像は消えて欲しいのですが

幼少期の記憶は抜けないんだわー

 

 



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