フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

クーラウ ディヴェルティメントcismoll

2023年12月03日 | 作品あれこれ

9分32秒

この時間が長いのか短いのか。
無伴奏曲である。
ずっと楽器を構えたままであり
ずっとフルートの息遣いのままである。

緊張するパッセージが続くと
呼吸のコントロールに少し余計な力が入る。
そうするとフルートが鳴りにくくなる。

四分休符すらもないのだから
常に100%のコントロールが効いていないと
美しい演奏にはならない。

という課題をコロナ期にやっておったが
このフルートを構える姿勢をずーっと継続すると
腰や首や肩が調子が悪くなる。
お年でございますな。

この曲、ピアノ伴奏も実はあるのだけれど
かなり支配されるので無伴奏の方が美しい。
私の宿題だと思っている。

納得できる演奏ができることを楽しみにしているが
これが私の実力かと思い知らされる作品でもある。


 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。