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駒大苫小牧

2006年03月06日 | 雑談(社会問題)
春に野球部を退部した3年生の飲酒補導が明るみに出てしまい、

夏の優勝高校が春の選抜を欠場することになった。

校長、監督、部長も辞任。

あーあ

優勝した時は、ヒーロー扱いだったのに、
今や、優勝シーンにモザイクがかかってた

ジャニーズの飲酒問題以後、巷では未成年の飲酒問題に目くじらが立っている。

今回の野球部員だって、そのニュースは知っていたはず。

自分が責任問題を問われる立場であるという認識が薄かったのだろう。

(そりゃあ、自分とジャニーズを同類だと思うことは難しい)

「みんながしてるから大丈夫」という、ごく一般高校生の発想からの出来心だろう。

実際、20歳までお酒を口にしたことがないという人のほうが稀だと思うし。

「後悔先に立たず」とは正にこういうことだ。

なぜ、こういう事態が起こってしまったのか。

自覚が甘かった・・・のだろう。

未成年に限らず、大人にだって禁止事項はたくさんある。

公務員は、飲酒運転で捕まると退職処分になる。

免停になれば、職を失う人もいる。

婦女暴行を行えば、人生終わりだ。(これは大人に限らずだけど)

彼らは、そうならないように、欲望を規制しルールを守っている。

そんな彼らだって、過去には未成年で飲酒したかもしれないし、

飲酒運転なんかもしたかもしれない。

今だって、お咎め無しなら、悪いこともするかもしれない。

ただ、リスクを負っていると自覚することで、自己規制せざるを得ない状況になったのだ。

大人ですら、脅されないとルールが守れない。

自由だ、自己責任だと理想を掲げるのも大切だが、それだけでは、なかなか厳しい。

指導者は、「飲酒をするな」「喫煙するな」と禁止事項を提示するだけでなく、

「お前達は、これだけの責任を負っているんだ」

「もし、ルールを破れば、こうなる」

ということを、具体的に教えるべきだと思う。

「それでも良いなら、やれ」

と。

それでも、そうしてしまったなら、それは仕方がないことだろう・・・。

だが、まだ若い前途揚々なスポーツマンが、

飲酒したいばっかりに、自分の名誉を傷つけることなんかしないだろうし、

ひと言、「これが世間にバレたら、こうなる」的なことが頭をよぎれば、

絶対しなかったのではなかろうか。

ここら辺、言い手も相手を見てということになる。

そりゃあ、野球部員以外の平凡な未成年だって普通に飲酒はいけない。

しかし、「お前は皆とは違う」ということをあえて言うべきではないか。

そんな脅すようなマネは良くないのかもしれない。

実際、「お前は皆と同じ人間だ」ということは簡単でも、

「お前は、他の人とは違う」なんてことは大声では言いにくい。

しかし、「お前だけが特別ではない、みんな同じ人間なんだ」なんて言っても、

現実問題、違うのだから仕方がない。

信じることも大切だが、人間なんてみんな弱い生き物。

大人ですら、脅されたり、罰金とられなきゃ守れないルールがたくさんある。

未成年なら尚更ではないでしょうか。

一見、横暴だと思えることも、子供を守ることに繋がると心を鬼にすることも必要なのではないだろうか。

大人が甘やかした(信じた)ばっかりに、取り返しのつかない思いをするのは子供たちなのだから。

そんな子供を、自業自得と切り捨てるのは、それはそれで大人の勝手な言い分だと思ったりもしました。

だから、今回も、校長、監督、部長が責任をとったわけだが、

彼らの人生も台無しだよね。

やはり、人の振りを見て、我が振りを直せるか否か・・・そこが問題だ。

情報社会、至る所に目がある。

責任を負っている未成年、その関係者方、

「後の祭り」にならないように、気を付けましょう。
コメント
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