ノーベル化学賞の受賞が決まった下村脩さんは8日午前(日本時間9日未明)、ウッズホール海洋生物学研究所で記者会見し、「午前5時に電話で連絡があったが、その時まだ寝ていた。自分の研究分野が化学とは関係ないと思っていたので驚いた」と連絡を受けたときの感想を語った。
下村さんは、「当時の指導教官から『やれ』といわれて始めた仕事。1994年に(共同受賞の)チャルフィー氏が生物へのGFPの遺伝子導入に成功するまでは役に立つとは思っていなかった」と淡々と語った。
茶色のセーターにカジュアルなズボン姿の下村さん。会見では日本語の質問には日本語で答え、時には英語での質問にも答えた。
「若い人は面白いテーマを見つけることがあると思う。それを一生懸命やって完成させることが大事。難しいからやめるというのはよくない。1つの研究を始めたらやり遂げることが大切」と下村さんは後進へのメッセージも語った。今年、自身を含め日本人4人がノーベル賞を受賞したことについて「日本にとって非常にすばらしいことだ」と述べた。
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下村さんはクラゲを入手するため、妻の明美さんや2人の子ども、アシスタントを総動員して85万匹を捕獲したとか、クラゲ採り以外の家族旅行がなかったとか、微笑ましいエピソードです。
下村さんは、「当時の指導教官から『やれ』といわれて始めた仕事。1994年に(共同受賞の)チャルフィー氏が生物へのGFPの遺伝子導入に成功するまでは役に立つとは思っていなかった」と淡々と語った。
茶色のセーターにカジュアルなズボン姿の下村さん。会見では日本語の質問には日本語で答え、時には英語での質問にも答えた。
「若い人は面白いテーマを見つけることがあると思う。それを一生懸命やって完成させることが大事。難しいからやめるというのはよくない。1つの研究を始めたらやり遂げることが大切」と下村さんは後進へのメッセージも語った。今年、自身を含め日本人4人がノーベル賞を受賞したことについて「日本にとって非常にすばらしいことだ」と述べた。
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下村さんはクラゲを入手するため、妻の明美さんや2人の子ども、アシスタントを総動員して85万匹を捕獲したとか、クラゲ採り以外の家族旅行がなかったとか、微笑ましいエピソードです。