春の香りのする花をアレンジする「フラワーフレグランス」
作りましたよ~(^_^)
スィートピーにフリージア、そしてヒヤシンス
お部屋の中は今はフリージアの香りでいっぱいです
花器から流れるような、溢れ出るようなラインを作ります
私はこのような「流れるライン」が大好きです
なんというか、優雅さや優しさを感じますよね😉
さて、この流れを作るアレンジの場合、まず最初に
流れを作る花材で流れの方向を決めます
と、同時に大体の作品の横幅を決めることにもなります
最初はざっくりとで構いませんよ
例えばこんな感じです
コデマリとアイビーを切り分けて左右の流れの雰囲気と横幅の目安を決めます
この作品で中心から右側は20センチほど
中心から左側は40センチほど
つまり横幅60センチぐらいです
この横幅に見合うように
作品の高さを考えます
フォーム上部の花材を短く切りすぎると妙に薄っぺらな印象になりますし
長くしすぎると、花材が不足して足元がスカスカと見えてしまいます
花器口から20センチぐらいは最低必要でしょう
この段階で入れている流れを作るグリーンは
これ以後、花を足していくにつれて多少変更はあります
プラスしたりマイナスしたり
メインの花材たちが入ってくるにつれて
グリーンの位置が変わるのは当然のことです
いつも作品全体を見て、バランスの良い配置を心がけます
この後、どういう順序で花を入れていくかですが、
私はまず中央のピンクのガーベラを入れました
その後は右斜め後ろのピンクのガーベラ
左斜め下の白いトルコキキョウ
さらにその左の白いトルコキキョウ
一番右端の白のトルコキキョウ
つまり、作品が横に長いので、花も横長のラインに大まかに配置しているのです
ただし、一直線になるように綺麗に配置しすぎないように
少しガタついた感じにしています
あまりに揃えすぎると、その後の配置もそうしなければバランスが取れなくなります
また、柔らかい、ふんわりとした印象に仕上げたいのに、花が一直線に並ぶのは違和感を感じます
左側はコデマリの丸い花の塊を見せるために
スィートピーやトルコキキョウを先端まで長く伸ばしてはいません
それに対して右側は中心からの長さも短いので右端にも大きな白いガーベラを配置しました
この右側のガーベラがないと、右側の花のボリュームが左に対して極端に薄くなってしまいます
上から見るとこのような花の展開に成っています
また後ろ側もドラセナをクルッと巻いて可愛いく隠していますよ
お花はたった2輪しか咲いていないのに
今はフリージアの香りが部屋いっぱいに広がっています
ヒヤシンスの花がもっと咲き始めたら、ヒヤシンスの香りもプラスされますね
優しい色合いと優しい香りの両方が楽しめる、癒されアレンジです