バンドワゴン効果というものがある。日本語で言うと”勝ち馬効果”とでも言うのか?新聞、マスコミが世論を巧みに誘導する”手口”である。これが国政選挙のたびにマスコミによって悪用されている。”自分の一票を死に票にしたくない”という心理を利用して票を誘導する、明らかな公職選挙法違反だ。記事が書けない、などというかもしれないが、そもそも得票予想なども軽々しく報道することで有権者の投票行動に大きく影響を及ぼしていることは明らかだ。これを悪用すれば、新聞社は自分たちの利益誘導もできることになる。民主党政権の頃から、総理大臣が官房費を使って頻繁にマスコミと”会食”を行っているという噂がある。いや、実際噂ではなく事実なのだが、こうしたことが日本の変革を妨げ、国民を苦しめているとしたら?マスコミは正直さを置き忘れている。
私もこの方の指摘には目を覚まさせられました
チェンジジャパンというユーチューブ番組で、及川幸久という方が、日本の国会制度の不備について語っています
https://www.youtube.com/watch?v=rDr3aMOmVBA
ライブ会議【独裁国家ニッポンの実態!】実は三権分立ではなかった日本! 驚愕の実態?!/ 及川幸久 チェンジジャパン
さすがに愛媛新聞さんの指摘は鋭いと思う。社説での”国会の存在意義が問われている”といいう指摘には心から同意する。今、日本には事実上”歪んだ3権”が存在する。立法行政府と司法、そして、週刊誌ネタを議論する国会という茶番劇場だ。マスコミは誰も指摘しないが、この国では行政府が立法府を事実上兼ねているので、行政府の長、安倍晋三内閣総理大臣様はアメリカ大統領よりも遥かにえらい立場だ。国会の仕事は法律を作ること、本来はそのはずである。愛媛新聞さんは憲法が国家権力を縛るものというが、本来、行政府の暴走を止めるのは立法府による法律制定権限のはずである。だから、国会が内閣の暴走を止めなくてはなるまい。それが今では閣議決定=法律の制定である。この不備を指摘しないで外野から意見を言い続けてもダメであろう。本質を掴まないマスコミが多すぎる。
7月6日付けの愛媛新聞の社説に面白いことが書かれていた。その中で気になった点がある。憲法とは国家権力を縛るもので、首相が憲法9条を改憲するのはいかがなものか?とのことだが、一方で、憲法9条は他国の武力行使をも縛る効力があるのだろうか?私は馬鹿なので、愛媛新聞さんの社説からは他国の武力に対してどう解決すべきなのか理解できない。アメリカからは日米同盟の不公平さについて指摘を受けている。米朝交渉においても、アメリカは北朝鮮の核保有を事実上認める方向にシフトしつつあるという指摘もある。憲法改正の可能性すら議論させないでどうやってアメリカとの同盟を堅持していくのか?直面する北朝鮮や中国の脅威に対して自らを縛り付けてどうするつもりなのか?この現実的な問いに答えた左派はいまだ見受けられない。安倍首相は自衛隊の明記などという小手先の手口を使わず、正々堂々国防について語り、改憲を明言すべきだ。憲法9条で他国の驚異が去ることはないのだから。