安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

フェイスブック、リブラの横暴を阻止する方法

2019-07-20 10:44:34 | 政治
このフェイスブックの暗号資産、”リブラ”を世界経済から締め出すためには方法は一つしかない
それは、”世界の有力な基軸通貨との交換を禁止すること”である
いかなフェイスブックといえども、ドルや円といった、世界的に流通する通貨との交換を禁止された場合には流通はむつかしくなる

私自身は、このフェイスブックのリブラについては、グローバリスト、企業による通貨支配
だと感じている
グローバリズムの試みであるのだ

おそらくは、トランプ大統領も同じ”臭い”を感じているに違いない

リブラが大きく躍進する背後には、中国による一帯一路構想との共通項が存在する
企業による”サラ金ビジネス”だ
小国にフェイスブックが貸付を行い、返せなくなったその国に借金返済を迫り、その国の利権を貪る

まさにグローバリズムだ

企業によって小国の国民が幸福になるなら文句はない、しかし、企業の利益のために小国を奴隷にすることは許されないと知るべきだろう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FBリブラの普及の意味すること

2019-07-20 10:38:26 | 政治
フェイスブック暗号資産リブラの真なる狙いに、多くの人はまだ気がついていないようだ。小さな暗号資産の場合は特に問題ないが、フェイスブック規模の企業が主体になるとすると、一番考えておかなければならないことは、”小国における主権の喪失”問題である。通貨の本質を知るものには分かるが、いかなる小国であっても通貨を発行する権限があり、他者から借り入れることなく国のインフラ整備ができる。通貨の発行を他者企業に依存し、発行権を喪失することは、国そのものが通貨発行者の権力下に置かれるということ、つまり奴隷になるということを意味する。通貨を発行するものは利益ではなく国民の幸福を最大の目的にしなければならない。フェイスブックが他国の国民の幸福のために無報酬で国の代わりができるのか?そんなはずはないのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MMTのスペンディング・ファーストについて語ってみる

2019-07-20 06:58:00 | 政治

いつも行っている新聞投稿には文字数制限があり、簡潔に400~500字程度にまとめねばならず、説明が丁寧にできない
スペンディング・ファーストという言葉の意味を説明したいが、400字では無理があるので、ここで別途、簡略に述べてみたい

スペンディング・ファーストとは、MMT(現代貨幣理論)の理論の中でも重要な論点の一つである
政府が自国通貨をこれから発行し、経済に流通させていこうとするとき、まずは”財政赤字から始まっていく”という意味である
政府は、”通貨を持たない国民からは税金が取れない”のである
そういうことで、政府はまず手始めに、国民に貨幣を持たせなければならないのだ。
そのためには、まずは政府が国民から何かを買わなければならない
場合によっては”金”などを買い上げることになるが、国民はわけのわからない(まだ紙幣がないので)紙幣を金と交換したがるだろうか?
その論点は別にあるのだが、ややこしくなるのでここではあえて触れない

政府は十分な貨幣経済を作るために、国民がその貨幣を十分に持つまで支出し続けなければならない
そのあいだ、”ずっと財政赤字が続く”のだ
つまり、経済規模を拡大し、通貨の流通を増やすには、政府による財政赤字が必要なのである
にもかかわらず、政府をはじめ経済学者や官僚の多くが、ここを理解していないのである。

要は、政府による財政赤字は、同時に国民への”貨幣の移転”にほかならない

経済が低迷するとき、貨幣の流通量が減っているとき、政府の赤字が増えるのはむしろ自然かつ補完作用として当然なのである
問題はむしろ、財政赤字が増え続ける現実にあるのではなく、それでも経済が回復しないことにある

財政赤字を黒字化することを最優先するのは愚かなことである

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

財政再建にこだわることは愚かである

2019-07-20 06:36:08 | 政治
政府の施政方針を見ていると、まず国の財政規律(PB:財政赤字を減らすこと)を最優先にしているのが分かる。しかし、そもそもなぜ日本の財政赤字はこれほど増えるのか?それは経済規模が全く成長していないからである。いかなる国であっても、20年、30年のあいだに経済規模が2倍、3倍になるのが普通だ。しかし日本のGDPは30年間全く成長していない。この現象は日本の社会主義化と関係がある。日本は今の重すぎる税金や社会保障費が財政赤字を増やし続けていることを理解すべきだろう。重い税金負担や社会保障費負担は日本経済への重い足かせとなって経済規模を縮小させる圧力となっており、かえって財政赤字を増やしているのだ。なぜこのことが理解できないのか?安倍さんは株価が上がったとしきりに宣伝するが、普通の国は30年も経てば株価は5倍10倍になるのが普通だ。さあ日本の株価は?とお聞きしたいものである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする