絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

中国

2008年09月15日 10時32分41秒 | Weblog
昨日の記事で書きおとしたことが…
中国で年収1000万円以上(これは米ドルを円に換算した額)の人間が
5000万人いる、と書いたが、これは円に直しただけで
(中国では円の約5倍の貨幣価値にあたるので)
1000万円の年収は日本の基準で言えばその5倍に当たる約5000万円以上の
年収の人間が5000万人いる、ということになる。
想像を絶する数の人間が想像を絶するくらい稼ぎ、そのお金を持って
世界中を旅行しているのである。
かつて日本人が「エコノミックアニマル」と呼ばれて
先進国!?の嘲笑を買っていたように、いやいやそんな規模ではなく
いまや中国は圧倒的な数と金力で世界を席捲しようとしているのである。。。
また一方で中国はその長い歴史の中で培ってきたものを
猛烈ないきおいで失っているようだ。
それは戦後日本人が失ったようなそんなスピードとは比べものにならないくらい
早く、一気に崩壊へ向かっているかのようだ。
しかし現実にお金を握った人々はそんなことは関係なく
抗日運動何処吹く風?日本製品不買運動、何の話?
「日本製は信頼できる、中国製と違ってね」などといって
日本に【お買い物ツアー】にやってきては百万単位のお金を
落としていくのだった。。。
そして【中国の輸入力】は・・・
<眠れる舌>を起こしてしまったいま、まっさきに狙われる食は
メイドインジャパンであるが、日本の市場からおいしいものが
消えてなくなるとき、そこには莫大な利益を得る日本人の存在が。。。
中国恐るべし。中国人のその能力こそ半端でない。
賢い、努力を惜しまない。
つらつら考えるに、うちの子どもが働き手になる頃には(10年先)
日本人は中国人に【雇われる身】になっていてもおかしくない。
経済的植民地と化すかも知れないと心底危惧する。