FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-05-05 12:24:56 | クライミングレッスン報告
4月14日(土) メンバー:午前⇒ショータ(小5) 午後⇒たけくん(小3)

今日は午前と午後で一人ずつのレッスン。

午前中はショータ。
前のレッスンからまたかなり間があいてしまったので、復習の項目を多くする。

間があいた割には調子良いぞ
そこで限界グレードにもチャレンジしてみることに
ボルダーでは6級が1本、ルートでは10aをトップロープ・足自由で1本登れた

技術はビレイシステムを学んでいる。
久しぶりなので忘れてしまっているかな?とも思ったが一応やってもらうと、スラスラと戸惑うことなく正確に手順をこなした
これには私もびっくり この項目に合格のスタンプを思わず押印
これでショータはEレベルの「ぱんだ」を卒業、Fレベルの「こあら」に進級した
このレベルからリードクライミングが入ってくる。クライミングの本番は、ここからだ

まだ少し、体力的にも精神的にも脆いところが見受けられるショータ。
技術的にも体力的にも少しずつ厳しいことを要求するようになると思うけど、頑張ってほしいな~

あと、これは保護者の方にお願いです。
リードクライミングに入ったら、なるべく早くハーネスと自分のロープを用意するようにして頂ければと思います。
クライミングは自己責任のスポーツ。
自分の道具は、自分のものを持つべきです。


午後はたけくん。
たけくんは初級修了に向けて、全くブレることなくレッスンに通い続けている。
このブレない真摯さは生涯の宝物となるだろう

コンスタントにレッスンやトレーニングを積み重ねていく作業はなかなか大変なものだ。
ちょっとした用事や学校行事など、「レッスン行けるかな、どうかな?」ということは日常で山ほど生じるものだろう。
そのちょっとした隙間を縫ってでも「レッスンに行こう」とか「トレーニングをしよう」という意志を持つか否かが
その後の上達に、ひいては人生における物事の取り組みの姿勢に大きく影響すると思うのだ。


たけくんは一つの目標に向かって不断の努力をし続けている時点で、すでに大きな収穫を得ていると思うよ。

さて、今日のたけくんの目標は、10aを1本、リード・手足限定で完登することと強敵の10bをトップロープ・手足限定で倒すことだ。
10aはギャラリーの紺↑を1回目で完登
さて、次はギャラリーのオレンジ/10b。
これはなかりの強敵らしい。1回目はムーブを固め、2回目で本気トライ
が、ゴール取りでテンションしてしまった
降りてきて、涙。。。そう、悔しいね。
でも、まだ3分レッスン時間が残っている
「もう一度トライしたければ、チャンスはあるよ」と言うと、意を決して再トライ
このトライで素晴らしく根性の入った登りを見せ、見事完登した

価値ある1本だね