FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ちびっこクラブ@pump2 

2012-05-08 11:51:00 | クライミングレッスン報告
4月17日(火)  メンバー:かんちゃん(小3)、あかねちゃん(小3)、リオンくん(小3)、はや君(小1)

ずっと長いことこの「ちびっこクラブ」に通ってくれているかんちゃんとあかねちゃん。
彼らももう3年生。
かんちゃんは「ちびっこクラブ」と並行して「レベルアップレッスン」もたまに受講しているために一人だけ進度が進んでいて、すでにEレベルの「ぱんだ」に達している
このレベルではトップロープのビレイシステムの勉強などが入って来るが、「ちびっこクラブ」のレッスンではなかなかそれをやる余裕がない
3年生にもなったし、そろそろ「ちびっこクラブ」を卒業して、レベルアップレッスンに移行して行く時期かもしれない。折しも入会希望者の新1年生が出たので、話をしてみると、レベルアップへの移行を承諾してくれた。
スクールはその曜日、その時間に行けば、モチベーションはどうあれ、とりあえずクライミングを「実行」出来る。
が、レベルアップは都度の申し込みにしているため、自分からアクションを起こさなければならない。
なので必然的に自己発電型のモチベーションが必要となるわけだ
私とすればそこが狙いなのだが、各自が上手くそのモチベーションを維持して行けるかどうかは未知数である


あかねちゃんもお母様から申し出があり、来月から「レベルアップ」に移るとのこと。

なので、かんちゃんとあかねちゃんは今日が最後の「ちびっこクラブ」だ。

さて、「ちびっこクラブ」は文字通り年長さんから小学校2~3年生までの小さい子どもたちのためのスクール。
クライミング技術に特化するというよりも、クライミングを通じてゲームをしたり、遊んだりしながら身体機能を高めてもらう狙いの要素が強い。


ウォーミングアップの体操とストレッチ(これは極基本的な動きをみんなに覚えてもらっている)のあとは、目の動きと指の動きの神経のためにボールの片手キャッチ
ゴムチューブを使ってお互いに引っ張ったりフェイントをかけたりして相手の足が動いたら勝ち、というゲームも行ったが、これは思わず手を離してしまって、ゴムが相手の手にパチン となることが続出したため、中止とした。。。

さて、ボルダーエリアに上がっていよいよクライミング。
始めに「どんじゃんけん」
そのあと基本練習。このクラスでは、とりあえずトラバース4種と正対の動きまでをしっかりすることに。
みんな慣れて来ているので、注意点に気をつけて丁寧に動けているよ

そのあとは「波」というルーフ状の壁のところででんぐり返しをしたり、少し高いところのガバホールドに飛びついてキャッチしたりしてみる。手が届いても、瞬時につかんでぶら下がるのは、小さい子どもたちには結構難しいようだね

最後にルート。
これは各自の目標に従って。
かんちゃんは前回下部で断念したショートウエーブ黄色■10aをトップロープ、足自由でチャレンジ
下部の難しいところも越えてラスト一手まで迫り、ものすごく粘って頑張ったが残念ながら登れなかったまたリベンジだね。

あかねちゃんは前回抜けられなかったギャラリーの5.8白/にリベンジ
今日は1回のテンションでトップアウト出来た

リオンくんはギャラリーの真ん中のラインを手足自由でトップまで行こうとしたが、3分の1くらいの高さで怖くなりリタイヤ また、登れたところを繰り返して練習してみようか?近頃、トップまで行けないことが多いよ。

はや君は同じくギャラリーのトップを目標に
前回は壁の真ん中のラインにトライしたけれど途中までしか行けなかったので、今日は前に行けたところを復習することにした。
見事トップに

小さいうちは、出来ることを繰り返すと心にも良いそうだよ