FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-05-22 11:51:49 | クライミングレッスン報告
4月30日  メンバー:りんちゃん(中3)、コーキ(小4)

ゴールデンウイーク真っ最中。
今日は午後の各時間帯に一人ずつレッスンにやってきた。

午後の早い時間帯は中3のりんちゃん。
彼女は今年受験生だが、クライミングだけは続けるつもりでいる。
中3ともなると国体にも代表選手として参加できる年齢となり、かなり本格化した内容となって来る。
受験との両立はかなり大変だとは思う。
が、将来にわたってクライミングを続けていくうえでこうした時間の使い方や気持ちの切り替えはとても大切
やりたいことを貫くためには、ちょっとした障害にひるんでいたら何も成し遂げられないのだ
生活に気をつけ、自己管理を怠らずに自己目標を遂行するための自分なりの方法論を学ぶための良いチャンスでもある
近頃の彼女のモニタリングシートを見ると、そうしたことへの意欲的な意識の向上が見られ、精神的に彼女は明らかにタフに前進出来ている


さて、今日のレッスンでの目標は昨日1テンだったツナミの12a緑/のレッドポイントだ
ルートでアップを3本、テンポに気をつけて行った後、ツナミの新しい11a緑■のオンサイトトライ。全く問題なくオンサイト。
そしてツナミの目標ルート。
「気合いだな」と自分に言い聞かせるように呟いていざ出発し、安定してレッドポイントした
降りてきて喜ぶ間もなくすぐにトップロープでトレーニング。
なるべく速く連続して動いてもらう。
ラストまでしっかりこなせた

次の時間は小4のコーキ。
彼は予定が合わないということで、なかなか定期的にレッスンが受けられない。
従って基本練習も積み重ねがなく、毎回同じことを注意されがち
センスがあるのにもったいないな~
レッスンにあまり来れなくても、家でたまに思い出すだけで少しは違うのに。。。

今日も今までのことを全く覚えていないので私に叱られながらの基本練習だ。
でも、センスが良いのと体が軽いのとで、ルートに取りつくと何とかして登ってしまう
今日も10aをトップロープ・足自由で一撃出来た
少しハードルを上げても大丈夫かな?
そこで簡単なルートを手足限定でトライしてもらう。
少し困っていたが余裕で完登。
降りてきた彼に感想を尋ねると、手足限定は面白い、とのこと。

ムーブの必要性を実感すれば、日常でイメージする気持ちにもなるだろう。
レッスンを受けてそれっきり思い出しもしないのでは困るのだ。
次回からは一度登った10aを手足でやってみよう、ということに決定した