HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

考えるワークマン!

2005年03月04日 | インディーズ
私の知るあるバンドの人のお仕事はすごい。ある時は成人式の式典会場の準備。ある時は引っ越しの手伝い。ある時は水銀灯の設置など・・・今まで気付かなかったいろんな仕事をその人は教えてくれる。なんかとっても新鮮だ。今まで見過ごしていたものにも目を向けられるようになった。トラックで長距離を走って遠くで仕事したり、力仕事したりする一方で家では曲を作っている。そして仕事の合間にも感性を磨いている。素敵なことだな~。

私は最近ある事に気付いた。人は初めて出会ったと思っていても実際は2度目なんだって。もちろんすべてを証明できるわけではない。でも、そういうことを感じることがこの1年の間にいっぱいあった。自分がなんらかの形で関わることになる人とはどこかで無意識のうちにすれ違っているんだね。それを知るできごとがあったんだ。去年から仕事を始めた会社で隣にすわった人は高校時代、私の同級生の家でいっしょに時間を共有してたことがあることが判明。別の会社の人も私が住んでいたところのすぐ目の前の家に住んでいたことを知り、あるバンドの人は別の場所でやはり時間を共有していた。ゆえに、ここに登場したこの感性豊かな「考えるワークマン」も彼がまだ小学生ぐらいの頃、北野天神さんあたりでわんぱくしてた頃、きっとすれ違っていたんだと思う。だから、彼を見ていると懐かしくなるんだね。あと、私は九州の福岡生れで出身は京都だけど、よく福岡や九州へ行った。だからか九州出身の人と縁がある。AUDIO RULEZもメンバー2人は鹿児島出身だし、スピッツの草野くんもそうだよね?確か・・・会社でも九州出身の人がなぜか回りに多い。不思議だね。ってなことで今日は話がころころと変わったけど、その「考えるワークマン」の新曲楽しみにしてます。
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『あの頃ペニー・レインと』

2005年03月04日 | 音楽・映画・本
この映画はアカデミー賞脚本賞などかつていろんな賞に輝いた映画です。でも、そんなのはどうでもいいほど、ロック好きにはせつなく甘酸っぱい映画なんです。大のロック好きなら必ず通るといっていいのがレッド・ツェッペリン。もちろん私も中学時代聞き込みました。もちろん、本物は見たことはありません。そして彼らは私より上の世代の人たちのロックアイコンであったわけで彼らの話は伝説のような感じでもあります。そんな彼らが活躍した時代がこの映画の舞台となっているわけですが、これを見ていて、幼き日に見たアメリカやイギリスのロックバンドのきらびやかさと、うさん臭ささが本当に忠実に描かれていると思いました。いわゆるロックスターのいた時代なんですね。70年代は・・・。ジミ・ヘンドリックス、ザ・フー、ディープ・パープル、そしてその後に出てきたイーグルス、キッス、エアロスミス、そしてクイーンなど、大物然としたきらびやかさとオーラを放ち、あこがれと同時に決して近づいてはいけないような怪しさがそこにあって、強烈なインパクトを残していました。まだ親のすねをかじり、学校の勉強はほったらかしで、どっぷりとロックに浸れた中学、高校時代をこの映画を見ていて時代は違えど、思い出しました。そして誰がなんといおうとそんな時代を過ごせた自分が幸せだと思います。国は違ってもロックを愛する気持ちは同じだというのがこの映画から伝わってきました。でも、残念な事に最近はロックスターは存在しない気がします。アメリカではニルヴァーナそしてかろうじてレッチリでロックスターは終わった気がするし、イギリスではレディオヘッドでストップしてしまいました。では日本ではどうでしょう。もともとロックスターなんてほとんど生まれて無いので、思いつきませんが、ただ1バンドだけ日本の唯一のロックスターと呼べるバンドがいます。それはイエローモンキーです。個人的に一番好きなバンドはSIAM SHADEではありますが、そういうのを超えて、イエローモンキーはすごいバンドです。彼らは唯一日本で70年代の遺伝子を受け継いで、それを伝えたバンドだと私は思います。解散したのはとても残念ですが、彼らの歌は永遠ですから。

ロックは不良と言われた時代・・・でも案外真面目な子がロックを聴いていたんですよね。当時の私からすればロックを聴いているやつは信用できるって感じでしたね。金と女とドラッグと・・・というのがロックバンドの定番のように言われてた時代ですが、音楽からは本当に生きる術をもらいました。強い心と意志を教えてもらいました。中にはグルーピーと呼ばれるおっかけもいましたが、私はまったく違う場所にいて、純粋にロックを愛していました。そんな気持ちとこの映画の主人公のウィリアム(すなわち・キャメロン・クロウ監督の若き日)の気持ちは同じ気がします。今の20代前半のバンドをしている人たちにはあまり馴染みのない世界かもしれません。でも、この映画は是非見てほしいなと思います。
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