HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

映像と写真

2006年05月04日 | 音楽・映画・本
私は人を写すあるいは映すのが好き。人の表情で同じものなんて存在しない。その一瞬だけの笑顔やきらめく瞳・・・そういう瞬間を少しでも残したい。そういう気持ちからカメラに惹かれて今に至る。

今日はあるDVDをやっと完成させて見ていた。あの時の笑顔がそこにあった。DVDを作る時、ジャケットや円盤のデザインも考える。結構、それも時間がかかる。いつかは自分の描くイラストや絵も使いたいなと思いながら、時間がなくて、今は自分の映像から切り取った写真や自分が撮った写真を使って作っている。莫大な量の映像から探し出すのは結構大変だし、写真もこれっていうのを見つけてまたトリミングするのにも時間がかかる。あとは文字の配置や大きさ、フォントに色に影つけ・・・1つ1つに時間がかかる。でも、楽しい。

私はそういう作業がすごく好きみたい。何もないところから1つ1つ作り上げていくところが・・・。

ひとりよがりになるのかもしれない。でも、それを見てくれる人が少しでも楽しんでもらえたらと心を込めて作る。所詮、素人なので機材もパソコンもそこらへんのものだ。その中でできあがったものだから、音も画像も満足はいかない。でも、どういうものが撮りたいかは少しは見てもらえたらわかるかもしれない。

あと、ある方の写真を今整理している。限られた時間で写真を撮るのは案外難しい。でも、その中で「あ~これいい表情」というのを見つけられたら、すご~くうれしい。そう、一生ものの笑顔だ。あるいは一生ものの表情だ。

それらをピックアップして、また次の作業に移るには時間がまだまだかかりそうだけど、いい作品を作れたらと思っている。

今、側ではジェイムス・ブラントのライブ映像が流れている。昨日手に入れたライブアルバム『Chasing time: the bedlam sessions』に入っているDVDの映像だ。なんて、心にしみる歌い方をする人だろう。彼はコソボに派遣されたことのある軍隊に入っていた人だ。厳しい訓練と厳しい状況を体験してきた人なのに・・・なぜにこんなに優しい表情で優しい歌を歌うのだろう。

でも、彼の歌に哀愁が漂うのはその瞳に悲しい光景を焼きつけてきたからだろうか?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フンデルトヴァッサー

2006年05月02日 | スポーツ/芸術/コラム
フンデルトヴァッサー展に行ってきた。はっきり言って何年ぶりだろう、京都国立近代美術館へ行ったのは。美術館へ行くのが大好きだった私もいつしか時間と仕事と毎日の生活に追われて、美術館へ行く余裕などどこかへ行ってしまっていた。そんな私は久しぶりに心が穏やかになる時間が持てた。

フンデルトヴァッサーはもともとはオーストリアのウィーンの人だったけど、晩年はニュージーランドに住んでいたようだ。そういえば、何年か前にBS-NHKでカールスモーキー石井こと石井竜也氏がこのニュージーランドの家に行く番組をやっていたのを思い出した。石井竜也氏のアートなところが好きだった私は彼が私と同様にフンデルトヴァッサーをリスペクトしていることを知り、すごくうれしかった記憶が今日、ふとよみがえってきた。

私はアールヌーボーという芸術が好きでその様式の建物を見たりするためにウイーンに1週間ほど滞在したことがあるんだけど、その延長で当時まだ現役のアーティストだったフンデルトヴァッサーを知り、彼がデザインした市営住宅を見に行った。実際にふつうに人はそこで生活し、自転車置き場には自転車がふつうに置いてあって、生活感漂うのに外観はアートなんだ。

こんなところに住める人は幸せだな~って思った。それに市営住宅をこんなアートな建物にしてもいいと許可したウイーンという街もさすがだなって思った。

そんなヴァッサーが2000年に亡くなる前に大阪の舞州というところのゴミ処理場をデザインした。ちょうとユニヴァーサルスタジオジャパンの近くだ。まるでチャーリーとチョコレート工場に出てきそうなイメージの建物で、ファンタジーが漂う。是非工場見学したいものだけど、なかなか予約も大変みたいだ。

それなのに大阪の一部の芸術センスのない連中は「税金の無駄づかい」なんておっしゃっている。こういうことにお金を使わないから、心の貧しい日本人が増えるんじゃないか。

日本の古い建造物や調度品なんかほんとにお金がかかっている。ゆえに心がそこで育って和の独特の文化が育ったのではないか。でも、それがだんだんくだらない政治のくだらない事に使われて、それこそ文化が衰退してしまっている。

だからこそ、この舞州の処理場の建物はすばらしいと思う。ゴミ処理場を素敵な建物にしてしまうところ。

もう彼がこの世にいないのは残念だけど、彼はすばらしいものをたくさん残し、しかもそれは単なる飾りものではなく、しっかりと人間の生活に密着し、役立っている。

今日は心が活性化し、自分の中の表現したいものを少し見つけられた一日だった。

加えて、物販コーナーで売っていたあるレンズつき3Dカード。すごく買ってよかったと思った。家で見ていると自分がヴァッサーの建物の中にいるみたいに感じられるんだもの。束の間のファンタジー体験ができちゃう。これはヒットだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイコロ

2006年05月01日 | 邦楽
RADWIMPSの新曲がもうすぐ出る。すごく楽しみ。彼らの音楽はまるでサイコロのようにいろんな面があって、次は何が出るのかわくわくしてしまう。彼ら自身についてはまだまだ知らない事が多いんだけど、メンバー全員がレッドホットチリペッパーズが好きだということがわかった。

だからだ!って私の中の細胞たちが叫んだ。

私はレッドホットチリペッパーズが大好きだからだ。以前にも何度も書いているけど、アメリカの現在の現役のバンドの中では一番好きだと思う。そんな彼らの新譜ももうすぐ出る。

あ~なんて5月は素敵な月なんだろう。大好きな音楽たちに埋もれてしまえる月だ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイデー

2006年05月01日 | Weblog
今日は平日なのにお休み・・・そうゴールデンウィークだから(笑)いろいろしたい事はあるんだけど、やっぱり休みにしか行けない定期券の更新とかでバタバタした。駅に近いバスの定期販売所にいくと、なんと今日に限ってお休み・・・メイデーだから?ゆえに、わざわざそこからだいぶ離れたバスの車庫があるところの営業所まで歩いていかないといけなかった。なんで~?ってぐらい田舎の田んぼの真ん中の辺鄙なところにあるバスの集合場所。太陽が今日に限ってギラギラ照りつけてくれた。行く途中にライブハウスがあるんだけど、ちらりと掲示板を見たら、どかんと私のよく知るバンドの名がメインのポスターに書かれていた。今月来るんだ・・・でも、行くのは難しい・・・複雑な思いが交差する。でも、新曲が出たら、すぐにでも手に入れたい。

やっとたどりついたバスの営業所は「何時代?」というような古い建物と内装で、映画に出てきそうだった。思わず写真撮らせてくださいと言いそうになった。やっと新しい定期を買って、また来た道をとぼとぼ歩いていこうと思ったら、親切な運転手さんのお陰でしんどい思いをせずに帰れた。

人というのはほんと親切に弱いものです。お陰で今日一日心がホットでした。ありがとう。

(すいません。先に書いたものをちょっと修正させてもらいました。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする