謎の林檎の絵に怯えはじめたKちゃん。
手放す方法も見つからないまま、知り合いの霊感を持つ…という男性に見てもらうことにした。
自宅にその男性を招いて、絵を見て貰った。
「これは………」と第一声。
「この絵には女性の念が入ってる」と…。
「林檎ですよ。人物画ならともかく…。」
「元々は女性を描いて、事情があって林檎に塗り潰してたりして…」とエリちゃん。
「考えられない事もないね…」と霊感男性。
「…でも、なんで林檎」
「赤くする必要があったのよ。林檎の赤は、血で染められてたりして。」と、またまたエリちゃん。
「…うん。それも考えられる…。」と霊感男性。
エリちゃんは、探偵の様に張り切っていて、楽しそうにさえ見える…。
エリちゃんの余計な推理により、
Kちゃんのビビリ度の針はMAXにフリ切った。
Kちゃんは泣きそう…。
「コレって、絵の裏は見ました?」
「裏?」