「まりちゃんがね…!」
「まりちゃんとね…!」
枝美ちゃんの会話は、まりちゃんの話題が多くなった。
まるで本当に同居人のことを話しているみたいだ…。
そして、日々やつれていくような気がする枝美ちゃんの顔を見るたび、不安で仕方がない。
とにかく、色々なことが起こり過ぎていてひとりでは抱えきれなくなっていた私は、仲間のひとりで、時々お酒を飲むことがある気心が知れた仲間に相談してみた。
「え?…それ、まずくない💦💦」
「…だよね💦
私は、枝美ちゃんちに行ったのは一度きりで、あまり詳しいことはわからないし、枝美ちゃんから聞いただけの話しなんだけど…」
「何より、痩せてきているとか…ヤバいよね…。私の知り合いで、お寺の息子だと言う人がいるの。ちょっと相談してみる!」