「まりちゃんの話しをしても、心当たりが無いような言い方でしたね…💦」
枝美ちゃんが帰ってから、次男さんに話しかけた。
「どうやらまりちゃんを本当に同居人として見ているのかも知れませんね」
「え?!まずいじゃないですか?かなり深刻ですよね💦💦」
「確かに…まずいですね…。」
「さっき、…そのまりちゃん、見えたんですね。枝美ちゃんについて来てたんですか?」
「私は本当は霊感なんて無いんです。お寺の息子、住職だから必ずしも霊感があるわけではないんです。父は今、体調を崩しているので、この件を相談出来ずにいます。」
「お父さん、大丈夫ですか?!」
「はい。ちょっとごたごたがあって、心労です。」
「…なら、尚更相談できませんね。すみません、こんなタイミングで…💦」
「私の知り合いに、まさに霊媒師を生業にしている人がいます。その人に相談してみます」
「ありがとうございます」
「ただ、その人、今海外に行ってるので、来月の末にしか会えないんだけど…。それまで大丈夫かな?💦」
「だ、大丈夫でしょうか?💦」
「とにかく、彼女に変わったことがあったら必ず報告してください。」
「わかりました。ありがとうございます」