あまりにも、リアルなセリフに困惑して、深く傷付き、思い悩んでいたA。
自分が言わなければならないセリフと同じようなことを言われていたし、同じような状態だった…。
それ故に、彼女は苦しんでいた。
悩んで悩みぬいて、彼女は問題の謎のイケメンKを呼び出した。
その日も稽古があった…が、彼女の心情は『これがスッキリしないと先に進めない‼️』…というところだった。
Kを呼び出して、もう一度確認しておきたかった。
確認することで、さらに、傷付くかも知れない…。
それでも、今のまま、もやもやと過ごすよりマシ‼
Kに会ってみて、何を聞けばいいのか…、計画性なんて無い。
もちろん、会いたかったワケでもない。
思いっきり傷付いて這い上がるのも、今のもやもやから脱する方法のひとつと考えたのかもしれません。
とりあえず、Kを呼び出したが…、
来ない…。
今までも、ルーズな一面を見せていたから、覚悟はしていたが…。
もしかしたら、『会う』約束はしてくれたけど、急遽会いたくなくなって、すっぽかされた…?
とにかく、今日は会って『何か』を払拭しなければならない❗
前にも話しましたが、携帯さえも無かった時代です。
近くに公衆電話でも無い限り、連絡方法はありません。(思えば、不自由な時代でしたね)