ある日、サエちゃんとハナちゃんの関係が深刻なものになる出来事が起きました。
ナミ君が振るった刀がハナちゃんに当たってしまったんです。
しかもハナちゃんの顔面に💦💦
もちろんたいした怪我はありませんでした。
…が、しばらくはみみず腫みたいになって赤くなっていましたから、ハナちゃんは顔を冷やして、ちょっと休憩。
だけど、稽古に集中出来なくなるくらいにスゴく心配したのはナミ君。
顔を冷やしているタオルを、マメに濡らしに行ったり、気にして稽古中のナミ君の視線はハナちゃんばかり。
サエちゃんは、そんなナミ君をじっと見ていました。
次の稽古でも、「もう、大丈夫?」すぐにナミ君はハナちゃんの側に寄ってきて、そのまま側から離れません。
「心配し過ぎなんじゃない?」
ナミ君の態度にイラついていたサエちゃんの言葉を、私は聞き逃しませんでした。
そして、例の女子二人のバトルシーン…。
なんとなくサエちゃんの態度が投げやりに見えたんです。
ハナがサエの裏切りを知り…(あ、物語シーンです)
「あなたはいったい何者?なぜこんなことをするの?」
そう言って逃げようとするサエを捕まえて、ハナが問いただす。
「あなたにはわからない!」
そう言ってハナを振り切って走り去る…。
…というシーンなのですが…。
「あなたは、いったい何者?なぜこんなことをするの?」
「あなたにはわからない」
逃げようとするサエを逃がすまいと捕まえるハナ。
~パーン‼️
サエちゃんは、ハナちゃんを殴ってしまったんです。
え?!
見ていた皆は、凍りついてしまった。