エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

夜は短し歩けよ乙女

2014-02-16 20:40:43 | 
森見 登美彦 著 角川文庫  平成25年 11月15日 26版

発見! 角川文庫グランプリ 2013 という帯。

ま、これがなくても買ったと思う(笑)
有頂天家族の森見さんのもの。

有頂天家族より前に書かれた本だけど、充分に有頂天家族を思わせる。

京大に通ってらした森見さんだけに、京都の街中のこと、京大構内のこと、われわれ京都在住の者には非常になじみ深い。

有頂天家族に共通するものがいくつも出てくる。
偽電気ブランだったり、如意が岳だったり、ダルマ、天狗、あるいは弁天のように空を飛べる人間だったリ。
そうそう、狸の置き物なんかも出てくるし。

ひとつの事柄を、あっちの面、こっちの面、というふうに見ながらバカバカしい話が展開されてゆく。
個性的な登場人物、その一人一人がくっきりと脳裏に描くことができるので、これもとてもアニメチック(笑)

じれったい展開が最後にあの進々堂でハッピーエンド、ってのも嬉しいし。

この手の軽い本、大好きです!

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2 コメント

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こんにちは (楽母)
2014-02-17 13:52:50
ポンチちゃん
この人の他の作品も読んでみたい(笑)
きっと面白いはず~。
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ふふ (ポンチ姫)
2014-02-17 11:26:38
夜のジョギングの話かと、思ったわ、題名からして、すっと入っていけそうなですね、
返信する

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