余録日記 ④

毎日新聞の名物コラムを書き写す“余録日記”という専用ノートを使いだしてひと月。
先日、記念すべき専用ノートでの１冊目、トータルで125冊目、を使い終えた。

これがですねぇ・・・・実に使いにくい（苦笑）
最初っからこれで書いていればそんなふうに思わなかったんでしょうけれど、なんせ20余年の長きにわたって、普通の大学ノート（B罫）に１日１ページの割合で横書きで書いていたので、見開き２ページの縦書き原稿用紙桝は、文字だけでも大きく書かなきゃならないし、予想通り右手の小指と人差し指の第一関節外側・・・つまりノートに接している部分が汚れる。

鉛筆ではなくボールペンだから書いた後でしっかり手を洗わないとなかなか黒くなった手が綺麗にならない。

それと、すっかり忘れていたことながら、このノートの真ん中の閉じ目にあたる部分が山なりになるので、真中に近い部分がすごく書きづらい。
学生時代もこれが嫌で、私は普通のノートではなく、開いた時に左右のページが真っ平らになる、コイルのようなもので閉じられたノートを使っていたんだった。

数年愛用しているイトイさんとこから出ている“ほぼ日手帳”は、文庫本サイズながら閉じ目に工夫があるようで、どこを開いてもパタンと平に開けるようになっている。
だから書き込みがしやすい。

手帳の厚みでもあの閉じ目の工夫ができるんだから、ノートだって真っ平らに開くように出来るはずなんだけどなぁ。
毎日新聞さん！　ちょっと改良してくんない？？