お・ま・た・せ

安物ばっかですけど、若い時からイヤリングって好きでした。
大学の入学式で、田舎から出てきて、ワンピースにパンプスなんていうありきたりな
格好をしていた私と違って、地元、京都のTさんはトップスが何だったのか記憶が定かじゃないんですけど、ジーンズに、大きなゴールドの輪っかのイヤリングをしていました。
その時点で既に敗者（苦笑）
あら～、都会の女の子ってカッコいい！

別にそれに影響されたつもりでもなかったんだけど、以来、イヤリングが目に付くようになったのは確か。なんか可愛らしいとこがあったんでしょうね。バラの花を模ったものや、透明のプラの中に小さな花が埋め込まれているものや、七宝、北海道土産のアイヌ娘の横顔をかたどった木彫りのもの（鮭を咥えた熊じゃなくて良かった）沖縄土産の珊瑚のもの、どういう訳か清水焼の焼き物のイヤリングまで（笑）

大学時代、バイトしていた店で、ピアスの穴を開けるのが流行りました。
時代がそれまでのねじ止めのイヤリングからピアスへと変わるころだったのでしょう。効果的かつ極めて原始的な方法で。
氷で感覚がなくなるまで冷やした耳たぶに、ライターの炎で炙った木綿針をぶすっ。
消毒薬をぶっかけて？　穴がふさがらない様に、手持ちのピアスを差し込んでおく、というもの。　次々バイト仲間はトライしてましたけれど、小心者の私はできなかった。

ピアスが流行りだして、イヤリングをほとんどつけなくなって・・・子供が生まれたりしたら、だっこする息子に傷をつけないようにと、指輪やネックレスといったアクセサリーは全て外しました。
いまでこそ、じゃらじゃらものをぶら下げたりしてますが、長い間、全く何も（結婚指輪も）着けていない時期がありました。

さて、先日、髪を短くしてから、耳元が気になり。
久しぶりにイヤリングなどしてみようかと。
これ、今年のお正月の宝飾店の福袋に入っていた一品（笑）
値段も値段ですから・・・パールものが多かったです。これもそのパール物のひとつ。バロックパールにゴールドっぽいスワロフスキーのビーズがついてる。
このビーズ、よく光るわ～。ダイヤだったら良かったのに（爆）

髪が短くなると、お洒落・・・というほどのものじゃないけれど・・・も変わるね。
ゆらゆらと揺れてキラキラするイヤリング。あら～久しぶり。お待たせしちゃったわね。

なんていい気になってたけど、耳たぶ、痛いねん（苦笑）