うつ病診断

新聞によりますと！（笑）

うつ病かどうかというのが血液検査で分かるようになるとか。
こりゃあ朗報だわ。

息子が発症して仕事を辞めて２年半家にいたのは先日もお話しした通り。

これがですね、最初の頃は明らかにおかしかったんです。
もう、こっちまでうつになるほど毎日毎日ぐずぐずぐずぐず暗～い表情で悲観的な事ばかり喋るし、それを聞くのが嫌さに逃げてると
追いかけてまで話したがるわけです。
会社を休職している間は、やっぱり自分でも仕事を休んでいるのに、好き勝手してちゃ申し訳ないというのを思うのか、気分転換に連れ出そうとしても、帽子を深くかぶったり、サングラスして、、、なんてのか、一応、変装などしていく（笑）

勤めていた店は、いたるところにあるのでその前を通れなくて、わざわざ店を避けて遠回りして目的地まで行ってみたり。

でも、まぁ、休職をして緊張が解けたのと薬の効果もあって、次第に・・・徐々にではあるけれど、よくなっていく。
勿論、一直線によくはならずに、調子の良さそうな日とそうでない日が繰り返されて、だんだん調子のいい時が多くなる、っていう経過をたどったんだけど、そうなってくると、、、もうね、こっちの我慢というか忍耐力も尽きちゃうわけです。

なんで大の男が仕事もせずにぶらぶら家にいて、飯だけ食っとんねん！！もんで、、、イライラしてくる。
もともと息子は、朝が苦手で、なんでもない健康な時ですら昼まで寝ているような生活してたから、うつになったからと言って、朝が弱い、とばかりも思えない。
ただのずぼらと区別がつかない。
なので、ものすごくぶつかりました。
いい加減、治ってるのにフリをしてるだけじゃないかって。

だって、うつって、ほぼ自己申告みたいな側面があって、確かに親の目、傍の目から見てもおかしい・・・と思える時期を過ぎると、分からないんですよ。
実際、うつだと言って傷病手当かなんかを詐欺したケースもありますしね。
どこからがうつで、どこからが演技なのか、、、
だから、こうして血液なんかでちゃんと診断できるようになると、回りも助かるし、保険制度も助かる。
逆に、とても大変な思いをしている人も、自分に鞭打って頑張らなくても、『病気』だから、と安心して治療にも臨める。
早くこの診断が確立されて、大勢の人を救ってほしいと思う。