You make me feel good

『筒美京平』トリビュート、なんていう名のアルバムが出ています。先日亡くなった阿久悠さん作詞の曲も入っていて・・・筒美さんもまた、ヒットメーカーなのね、なんて全部歌える曲を聴きながら、しみじみしています。

Gackt(さん)は例外中の例外で置いておくとして・・・今、なかなか買ってまで聞きたいという曲もなければ、覚えられもしません。
歌番組も少なくなってしまったし、流行ってるモノは、年齢と合致しません。頑張っても無理がありすぎる。　かと言って、演歌にもいけないの。

先日も夏の紅白と言われる『思い出のメロディー』を見てて・・・途中からだけど・・・はっきり分かったのは、やっぱり歳とったな、ってことだった。

以前に見ていた頃は、知らない歌手もいたし、いかにも古臭い戦後すぐ、みたいな歌が多くて、番組半ばですっかり興味を失ったものだったのに、こないだの放送のときはお風呂に入ろう、なんて思いながらきっちり最後まで見てしまった。

歌い手さんも(この表現自体、ばばくさい)ビジュアル的に変わっちゃった人も多かったけど、うんと年上の戦後すぐの歌、って言うんじゃなくて、我々のジャスト世代、歌謡曲全盛時代、の人が多かったじゃない？

あともう何年かすると、新ご三家だの、花のなんとかトリオだのって世代が登場して、小室ファミリーや安室ちゃんなんかも『思い出』の曲・・・懐メロになるんだろうか？　モーニング娘。なんかもモーニング元娘。あたりで(笑)。

今更思うのは、こういう思いも順繰りなんだろうなって事。
息子なんかね、半分バカにしてたのよ。DANとふたりして懐かしい歌なんか聴いてたら。　さっさと自室に引き上げてさ。
でも、そういう息子もそのうち同じように思うときが来るのよね。
Gackt(さん)は、仮に何十年か後、出演要請があっても絶対、出ないでね。美学に反する事はしちゃあだめよ。60くらいになって頭ふりふり歌ってる姿、見たくないから・・・・でもその時、私はいくつだ？

演歌にはいけない、と書きつつ実は来月・・・坂本○美ショーに行く事が決定してる言行不一致の楽母でございましたっ。