エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

京都寺町三条のホームズ・18

2022-12-28 08:10:14 | 
望月麻衣 著  双葉文庫  2022年4月17日 第1刷

ホームズシリーズの18作目。

・・・今年の4月に出ていたのをすっかり見落としていて最近買って読み始めて、、、また、、、また、というのはこの前の17作目もそうだったから、、、いきなり読むのをやめようかと思いました。
17作目も、読み始めて早々に四条木屋町下ル(しじょうきやまちさがる)という所のルビが(しじょうきやまちくだる)になっていて、京都ものをばんばん出している作者とあろうものが、と思って著者のツイに、さがるをくだると、間違えてしまうのはいかがなものかと書き送ったことがありました。
すぐに返事があって、重版の際に直しますということでした。

今度はね、物語が始まって3ページ目に入ってすぐ。友達の香織と北野天満宮に初詣に出かけた葵との描写。

本殿で私と香織は一礼二舶拍手をした、、、、って書いてあるの。

はぁ? 北野さんは一礼二舶拍手??
それにしても、一礼二拍手ならまだしも、一礼二舶拍手?? 「舶」ってなに??

出雲大社は、「二礼四拍手一礼」と、他の神社の「二礼二拍手一礼」とは参拝の仕方が違っているようですが、「一礼二舶拍手」って、どうするんでしょ。
単に誤植だとは思いますが、前作と続けざまに、こんなことがあるといったい、ゲラのチェックはどうなってるのかと思います。
著者、編集者、校正者(校閲)みんなが見落とす??←石原さとみちゃんを呼んで来い(笑)
あ~、すごく書きたいけれど、誹謗中傷扱いになったら困るのでこの程度でおさめます。

物語のとっかかりで、こういうのがあるとがっかりです。
私は、まぁまぁの本好きでわりに読んでる方だと思いますが、同じ著者で続けざまにこういうのが起こるのは初めて。
なんだかな~。

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5 コメント

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Unknown (どっぐべあ)
2022-12-28 09:18:37
おはようございます。
本も売れない時代だというから経費削減でチェックが甘くなっているのでしょうかね。
私はずっと(漫画家も含めて)物書きさんは(本人かスタッフかは人によるかもしれないけど)徹底的に調べて書き起こすものだと思っていたのですが、年に何冊も出すような人気作家さんは違うのでしょうか。
作家のプライドとか無いのかな?
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Unknown (keiko(けいこ))
2022-12-28 09:19:17
おはようございます。
わかります!!
人間だもの、、ってことで少しは許すが(^_^;)
でも プロ意識持て!!って思いますよね。
漢字の使い方や 簡単なのにルビあったりしてるのも気になります。
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おっはどす! (おちゃこ)
2022-12-28 11:03:08
有難い読者を何と思たはるんやろね~?
ワザワザ知らせて注意を促してくりゃはった・・・
こんな温かい読者を・・・🤬
しつこくたって・・・決して誹謗中傷と違うと思います!
>誹謗中傷扱い
なんてしはったら正義の味方樂母応援団が提訴してやる😆
京都を舐めんなよ🤬
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Unknown (cozycycle1717)
2022-12-28 14:02:47
はじめまして〜

事実を知って居る人からしたら、文章に入り込めなくなるから気に為るンですよね~
ある意味ファンだからこその気持ちかと。

社会系の大学教授の父は、大河ドラマ等が同じ理由で見れなくて〜 (^_^;)
服装や立ち振舞い等など、気になって〜
 只、所詮,様式美ですからね~ 
時代劇をリアルに再現したら通訳が必要で(笑)
お歯黒付けるか?! 
戦国時代の御稚児さん趣味を描写するのか?
になりますし(笑)

でも、現代が舞台の小説ならもう少し頑張って欲しいモノです。

知り合いのお年寄りに、歴史的名家の血を引く祇園育ちの方がおられますが、立ち振る舞いや使う言葉が違います。
日常生活に香道が組み込まれて居るので、
京都祇園の方だなぁ〜
と思います。

わざわざ,京都が舞台なら、そうした事を感じさせる文章だと嬉しいですよね~♪
返信する
こんにちは (楽母)
2022-12-28 14:47:13
どっぐべあさん
京都もののシリーズもいくつか抱えている作家さんなんですが、他のシリーズは読んでいないのでどうなんでしょう。。このホームズシリーズのスタッフが良くない??
いや、それにしても著者がゲラチェックするはずなので、こんな2作続けて物語のすぐの所でミスがあるのを見落とすかなぁ??

けいこさん
チェック機能が働いてないんじゃないか。 或いは、著者がスタッフに嫌われててわざと??なんて考えたりもして。
私もいい加減な事書き散らかしていたり誤字や脱字もあると思いますが、そこはアマチュアということで許してほしいです(笑)
忙しすぎてチェックがおろそかになっているのだとしたら・・・それは言い訳ですよね。

おちゃこさん
著者はもともと北海道の人で、根っからの京都人ではないようです。 なので、ミスもあるんでしょうけれど、続けざまのミスはねぇ。
それと私もそうだからよく分かるんですが、京言葉の違い。 会話の語尾が「・・・やし」ばっかり。
関西出身でない俳優さんらの京都ものって、アクセントがおかしかったりするじゃないですか。
なんかそのイライラ感が付きまとうんですよ。
なら読むな、って言われそうですが(笑)

cozycycle1717さん
はじめまして。 コメントありがとうございます。
彼女のシリーズのファンというよりは、京都ものの小説は手に取ることが多いです。
同じ京都の柏井壽さんのものも読んでますが、柏井さんのはいろいろなシリーズでも全然ミスなく、京言葉も自然ですごく読みやすいんですよ。
お父様が大河を見られないというのと望月作品は似た理由があるかもしれません。
今年の大河なんかだとお父様の嘆きも大きかったんじゃないですか(ご覧になっていたら頭が沸騰しますよw)
もともと北海道の方なんですから、地元北海道の話を書けばいいのに。
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