エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

居眠り磐音 45&46

2021-01-10 16:08:43 | 
居眠り磐音 45  空蝉ノ念
居眠り磐音 46  弓張ノ月

佐伯泰英 著 文春文庫  2021年 1月10日 1刷

剣術家というのは、なんやらめんどくさい生き物のような気がする。
直心影流長沼道場・・・同門・・・の弟子だった老武芸者から、磐音は真剣勝負を挑まれる。
長沼道場を出て20年以上も武者修行を続けていた河股新三郎は治る見込みのない労咳におかされていた。
なんかもう、そんな身体だったら大人しくしてりゃいいじゃん、と思うのに、死に場所として江都一といわれ、同門の尚武館の磐音の元にやってくる。
磐音も真剣勝負の為に新三郎に薬を処方するように頼み、悪いながらも万全の体で勝負。 結果は当然。 
こういうのって剣術家でもない普通のおばちゃんの私には理解できない。。

門弟の辰平も利次郎も無事に士官の口が見つかってお杏や霧子との祝言も整いそう。

宿敵田沼親子との闘いがあるものだと思って46刊まで読んできたら、思いがけない展開で。
そりゃそうだね。 磐音や尚武館の有志が田沼親子を斬って、田沼時代が終わったとしても罪科が免除されるわけでもない。

それこそ、赤穂浪士の討ち入り同様、世間からは喝さいをあびても待っているのは『死』だけだ。
その時、尚武館はどうなるのか、おこんや空也らの処遇は。。。

うまく避けたな、というのが今の感想(笑) もちろんまだ数刊続くのでさて、どうなることやら。。


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