エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

蘇る殺人者

2021-11-01 17:06:24 | 
知念実希人 著  新潮文庫  平成29年 12月15日 4刷

天久鷹央の事件カルテシリーズ3作目。 因みに今までに発刊されている同シリーズを最新刊から逆読みしている私にとっては5作目(笑)
やっぱりシリーズを大人買いして順番通りに読むべきだったか?
いや、順番通りでなくても全然不都合はない運びと思うけど。

これはもう、著者が現役のドクターというのを外しては書けない小説でしょうね。
一般人が、こんな知識はないぞ、と(笑)

今までにもずい分たくさん、いろんな人の推理小説は読んできたけれど、最後まで犯人が分からないとか、騙されたなーというのはあってもなんとなく怪しい人物はちらほら思い浮かんだりするのに、このシリーズは医学的な知識がないからまったく犯人が特定できない。

天才女医の天久鷹央が解き明かしてくれてやっと、へ~ぇそうなんだ~。。。みたいな(笑)
世の中には不思議な病気や体質があるのね、と思う。

推理ものなのでネタバレは出来ないけど、DNAがカギ。

都内で若い女性が次々と殺されるが、現場に残ったDNAは4年前に死んだ男のものだった。。。
という不思議なところから始まる。
推理小説でいうところの『5W1H』から照らして、ああ、この人怪しいなーという人物は出てくるんだけどさ、DNAの謎は一般人の私には分からない。
こういうのずるいな(笑)



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