柏井壽 著 小学館文庫 2023年 3月12日 初版
柏井さんの『鴨川食堂』シリーズの10作目です。
今作は今までとちょっと趣が違います。
先日、文子天満宮から東本願寺に至る道を歩きながら、この近くに『鴨川食堂』があるのよね~なんて思っていました。
東本願寺、御前通に面したしもた屋。 看板も何もないので、一見したところでは食堂だと思わないが外に美味しそうな匂いが漂っていて、ここだ!と分かるような店。
それが一帯の再開発でホテルが建つことになって、引っ越しを余儀なくされる。
食堂の主は、これを機に店を畳むか娘のこいしに任せて、自分は探偵業に専念するか思い悩む。
常連客の紹介で上賀茂神社近くに、とても良い条件で貸し出してくれる物件があって結局は引っ越すことになるのだが、その前に、主の鴨川流(かもがわながれ)が、娘のこいしに亡き妻掬子にまつわる『食』を探してほしい、という話や、引っ越し先を紹介してくれた“たえ”の依頼、こいしと付き合っている浩の依頼、と探偵業の依頼はこの身近な人たちの3件。
合間あいまに、番外編として、鴨川親子が勧める実在の美味しいものを出す店もたくさん紹介されていてちょっと行ってみたくなる(笑)
まぁでも、お酒が飲めないと入りにくいかなぁ。
さて、新たな場所に引っ越してどういうふうな展開になるのか、今後が楽しみ。
柏井さんの『鴨川食堂』シリーズの10作目です。
今作は今までとちょっと趣が違います。
先日、文子天満宮から東本願寺に至る道を歩きながら、この近くに『鴨川食堂』があるのよね~なんて思っていました。
東本願寺、御前通に面したしもた屋。 看板も何もないので、一見したところでは食堂だと思わないが外に美味しそうな匂いが漂っていて、ここだ!と分かるような店。
それが一帯の再開発でホテルが建つことになって、引っ越しを余儀なくされる。
食堂の主は、これを機に店を畳むか娘のこいしに任せて、自分は探偵業に専念するか思い悩む。
常連客の紹介で上賀茂神社近くに、とても良い条件で貸し出してくれる物件があって結局は引っ越すことになるのだが、その前に、主の鴨川流(かもがわながれ)が、娘のこいしに亡き妻掬子にまつわる『食』を探してほしい、という話や、引っ越し先を紹介してくれた“たえ”の依頼、こいしと付き合っている浩の依頼、と探偵業の依頼はこの身近な人たちの3件。
合間あいまに、番外編として、鴨川親子が勧める実在の美味しいものを出す店もたくさん紹介されていてちょっと行ってみたくなる(笑)
まぁでも、お酒が飲めないと入りにくいかなぁ。
さて、新たな場所に引っ越してどういうふうな展開になるのか、今後が楽しみ。
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