リアル・クローズ

フジテレビの新番組。

大昔だけど、デパガだった楽母には、デパート舞台のドラマに興味があって。
ちょっとはデパートの舞台裏も覗けるし、面白いかも。

だったけど、黒木瞳さんがどうも好きくない（笑）
どうしてなんだろ。これは生理的なものかな。　宝塚の時代もそんなに知らないんだけど、女優さんになってからも、綺麗な人ってみんなが言うほど綺麗とも思わないし、時々見かけるダンスや歌も、そんなにうまい？って。

私は当時、営業2課第2服飾品係というところに配属されていたのね。
つまり、2階の・・・婦人靴やらバッグ、化粧品なんかを扱っているフロア。

私服制だったの。珍しい事に。
これは・・・大変。本人のファッションセンスも試されるし、自宅通勤でない楽母のような者にとっては、必要経費がかかりすぎ（泣）
月1回の従業員販売・・・だいたい定価の7がけ・・・で仕入れるのがやっと。
いつだったか、店とは関係ないファッションビルで買ったワンピを着ていたら、お客さんに「それ、何階に売ってます？」と聞かれて、うちで扱ってないんです、なんて。それはそれで気を使う。

私は服飾雑貨の、靴売り場だったからまだ良かったものの、上の階の婦人服売り場に配属された人たちは、ほんとに大変そうだった。
まず、自分とこの店の品であることは第一条件だし、素敵に着こなすことが要求される。　ボディにディスプレイされたものより、ある意味動くマネキンを要求されていたのだから。
でも、デパートって確かに、毎日のように行ってると（笑）目が肥えてくるのよね。これがいいのか悪いのか、働けど働けど、洋服に化ける、みたいな（苦笑）

このドラマは、後があるからだろうと思うけれど、展開が早すぎ。
布団売り場のエースと呼ばれていたもさっとしていた主人公が、てこ入れをはかる婦人服売り場に配属転換されて、あっという間に垢抜けた・・・んだけど、いくらなんでも早すぎるやろ、と思いながら。
でも、さすがに香里奈ちゃん、綺麗だしかっこいい。
〇びちゃんがドラマで人気落としちゃったのと違って、演技させても上手だし。

また、戻っちゃうんだけど、黒木さんがやっぱり・・・若い子と対峙すると・・・負けてるよ。

デパートもさ、売り上げ減やら大型合併やら、いろいろ大変な時期に来てるし、まぁもうちょっとは見るかもしれないな、と思ったドラマ。