真南風ふけば~♪

沖縄本島北谷にあるダイビングショップ『BIG DOG沖縄』は、少人数でのんびりダイビングが好きな方にピッタリ!

BIG DOG 沖縄

「ビッグドッグ沖縄」は、沖縄本島の北谷にあるダイビングショップです。 ソフトコーラルのお花畑といわれるダイビングポイント『砂辺』の近くにあります。 ビッグ ドッグ沖縄 〒904-0113  沖縄県中頭郡北谷町宮城1-147 ℡&Fax ;098-926-2105 お急ぎの場合は、090-2569-6319まで。 http://www.bigdog.jp/

沖縄ナンクル読本

2007-02-21 | 沖縄の本
下川裕治・篠原章 編集   講談社文庫

「沖縄病を患っている。
病状は相当に重いという自覚もある。」で、始まるプロローグ。

そして、沖縄病感染者は「無口な人が多い。どこか人づきあいが下手で、初対面の印象はどことなく暗い。東京暮らしの辛さが背中に滲んでいる人もいる。」と書いています。

私もこの意見と近いのですが、かねてから沖縄病を患う人は「幼年期から都会で育っている知性的な人」が多いという仮説を立てています。田舎の野山を駆け回って育った人は、まず沖縄病には罹らないでしょう。

物心つく前から「大人に話しかけられたら誘拐犯と思え」と教えられ、年頃になれば「男に話しかけられたら痴漢と思え」と諭され、大人になってからは「隣人は泥棒と思い」、社会に出てからは「なによりも利益を優先して」生きてきた都会人は、もう人生の半ばにくると疲れ果ててしまうのですね。
そんな人が沖縄に出会ったら、もうひとたまりもなく恋に落ちてしまいます。

この本の「ナビィの恋撮影秘話・良いヤギの条件」に、出てくるオバァは、飼っていたヤギを回想して、「本当に人懐こくてねぇ。最後はおいしく食べられたし。本当に良い子だったよぉ」と言います。また、芝居の待ち時間に、一番小さな子役の女の子がヤギの金玉を見て「でーじ、おいしそう」とつぶやきます。

こんなところに、ヤラレちゃうんですよね、都会人は・・・



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↓ヤギ肉を使った、ヒージャーキー。(ヒージャーはヤギのことです。)