あー、この表紙で引いちゃいました?いえいえ、そんなんじゃないんです。
著者の又吉正治博士は、琉球大学の講師もしておられる医学博士で、精神病・神経症・心身症と沖縄の先祖崇拝との関連を研究していらっしゃいます。
この裏表紙で、更に引いちゃいました?困ったなぁ。
この本、絶対に装丁を変えた方が売れると思うんですけど。
今、心の病が社会的問題になっていますね。
沖縄でもそれは例外ではなく、それどころか琉球国の昔から、心の病対策を講じていたんですね。その方法が「先祖崇拝」であり「御願(うがん)」であったと著されています。
例えば、サーダカウマリ(性高生れ・生まれつき霊感がつよい)の子供を持った親はウガンブスク(御願不足・先祖の供養が足りない)なので、より心を集中して拝まなくてはならない、といわれています。
これは心理学的に言うと、サーダカウマリ(感受性の強い子供)を持った親は、拝むことによって心の平静を保ち、子供に安定した態度で向き合わなくてはいけない、という教えなんですね。なぜなら、サーダカウマリは、そのままだとターリムン(倒れ者・社会生活にうまく対応できない人)になる可能性が高いから。
そう考えると、今の時代こそ先祖を拝むことが必要とされているのかもしれません。
著者:又吉正治博士の著書一覧
↓あ、こんな普通の装丁の本もありました。
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いつもクリックありがとう
↓先祖の供養に。古典的白檀の香りのお線香、中級向?!
著者の又吉正治博士は、琉球大学の講師もしておられる医学博士で、精神病・神経症・心身症と沖縄の先祖崇拝との関連を研究していらっしゃいます。
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今、心の病が社会的問題になっていますね。
沖縄でもそれは例外ではなく、それどころか琉球国の昔から、心の病対策を講じていたんですね。その方法が「先祖崇拝」であり「御願(うがん)」であったと著されています。
例えば、サーダカウマリ(性高生れ・生まれつき霊感がつよい)の子供を持った親はウガンブスク(御願不足・先祖の供養が足りない)なので、より心を集中して拝まなくてはならない、といわれています。
これは心理学的に言うと、サーダカウマリ(感受性の強い子供)を持った親は、拝むことによって心の平静を保ち、子供に安定した態度で向き合わなくてはいけない、という教えなんですね。なぜなら、サーダカウマリは、そのままだとターリムン(倒れ者・社会生活にうまく対応できない人)になる可能性が高いから。
そう考えると、今の時代こそ先祖を拝むことが必要とされているのかもしれません。
著者:又吉正治博士の著書一覧
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本ですか本
もう少し考えた方がいいように思います
めがねブログ管理人http://motemegane.blog62.fc2.com/
かれこれ10年以上も前のことです。
個性的な先生でいかにもウチナーンチュまるだしという感じの憎めないタイプの先生でした。
なつかしくてコメントしてしまいました。
おそらくボクのことは忘れてしまっていると思いますが、お元気のようで何よりです。
ああいった信仰がある地域と、
精神病に西洋医学の薬が効く地域って
関連性があるのだそうですよ
ところで、本土の先祖信仰は、本来の仏教とは
関係なく、江戸時代の民衆の移動を阻止する
ための政策の一環だったらしいのですが、
それとは関係ない沖縄でも先祖信仰ってあるん
ですね。
こうやって考えても、沖縄のことって全然
しらないんだなぁ。。
私は、この装丁が面白くて買ったんですけど。
たぶん、普通の人は買わないだろうなー、と思いながら。
沖縄のヒロシさんは、又吉先生をご存知なんですね。
この本からも、先生の人柄が伝わってきます。とっても面白い本ですよ。
若い人でも、清明(春のお墓参り)とか、お盆とか、ちゃんと参加しますからね。沖縄の青年のエイサーも先祖に捧げる踊りですし。子供達も、そういうお兄ちゃんを見て「カッコいい」って憧れているみたいです。もちろん若い女性も。沖縄では、生活と先祖崇拝は密着したものなんですね。