毎回、古い歌で恐縮です。
私が中学生の頃に流行った、チューリップの曲です。
あ、その後TVのドラマ主題歌でも使われてましたね。
「サボテンの花」
ほんの小さな出来事で 愛は傷ついて
君は部屋を飛び出した 真冬の空の下に
編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物
シャボンの泡が揺れていた 君の香が揺れてた
この“洗濯途中で家出する”感覚が、当時中学生の私にはどうしても理解できず、中学2年生の時に失恋した相手のことを、1年以上経ってもウジウジ考えている私は異常な執着体質なのか、と悩んだものでした。
今になって考えてみると、これは男性側(B男くん)の一方的な見方なんですよね。たぶん出て行った女性(A子さん)に言わせると、まったく別のストーリーになるんだと思います。
同棲中のA子とB男の二人は、同じように昼間働いていましたが、家事をするのはA子さんだけ。手伝ってくれるように頼んでも、B男が言うのは「そんなのは女のすることだろ」。A子は、我慢の限界に達していました。今日は久しぶりの休みなのに、A子は朝早くから溜まった洗濯と掃除。そこに、やっと起きてきたB男が言った言葉は「腹減ったー。あれ、まだ朝ご飯できてないの?トロくさいなー。」
ブチッ! (A子のキレた音です)
今、女性を「産む機械」よばわりした発言が問題になっていますが、時代が変わったことに気がついてない方が、まだいるんですね。
近所のおうちの庭に咲いてるサボテンの花。
ほら、こんなちっちゃい花がたくさん付いているんですよ~。
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たった4行の歌詞で、ここまで妄想させてくれる「サボテンの花」は、やっぱり名曲です。