凍死、年間1000人

今日も寒いです。こんな記事がありました。

 

凍死、熱中症死の1.5倍、年間1000人以上死亡。

冬は屋内の凍死にご用心。

熱中症の危険性は広く知られているが、

低体温症による死亡（凍死）の方が、死者数は１・５倍にも上っている。

２０１０年以降はほぼ毎年、千人以上が犠牲となっており、大半は高齢者。

室内で低体温症に陥った例が多く、背景に孤立や貧困もあるとみられる。

（ネット・サイトより転載）

 

背景に孤立や貧困も。　”も”？　貧困が最大の原因です。

生活保護があるじゃないか？

１．生活保護を受けるのは恥だ。

２．生活保護を受けられる資格も手続きも分からない。

３．役所の窓口で追い返される。

屋内で凍死、年間1,000人以上！！

 

年間１００兆円の予算がある日本国で、

年間1,000人以上が貧困のため、屋内で凍死です。

貯蓄も無く、小額年金で、生活保護の申請に行くと、

窓口で追い返されます。

暖房の無い屋内で凍死ですよ。

 

少子高齢化で、年金破綻は目に見えています。

老後の為に貯蓄をしましょう～！

非正規社員が6割を超えた日本社会です。

低賃金で貯蓄ができないのが現状です。

人生いろいろ。　自己責任。　弱肉強食。　いじめ社会。

小泉政治が創りあげた日本社会です。

 

 

 

 

 

憲法・マイ ストーリー

熊日新聞に【憲法・マイストーリー】が掲載されています。

掲載記事のご紹介です。

 

熊日新聞をスキャン。

 

派遣労働16年、雇い止めに。　【差別・・・まるで物扱い】。

 

 

昨年12月6日の朝。

渡辺照子さん（58）は、派遣労働者として

16年８か月勤めた東京都文京区のコンサルタント会社へ出勤した。

ただ、この日で雇い止めとなる。

派遣先ではなく、派遣元の営業マンから通告された。

派遣先からは「最後の日に入館カードを返してください」とだけ言われた。

 

その日夕、渡辺さんは同僚に入館カードを託し、会社を後にした。

賞与や交通費が出ない派遣労働者には、退職金もない。

自給は1,750円で始まり、3ヶ月ごとに60回以上契約更新したが、

昇給はたった80円だった。（スキャン記事を転記）。

 

熊日新聞をスキャン。

 

熊日新聞をスキャン。

今年3月31日で5年なので、

無期転換を嫌う使用者側が雇い止めにしているとみられる。（記事・転記）

 

2012年の労働契約法の改正、2015年の労働派遣法の改正により、

多くの会社が2018年前後に雇用契約への対応を求められます。

人件費の増大が考えられ、大量の雇い止めが懸念されます。

これが2018年問題です。

 

労働者を守る労働法が、小泉改革以降、どんどん改悪されています。

小泉改革は間違っていない、セフティーネットがお粗末なだけだ。

と言う人もいますが、小泉改革は ”人でなし改革”  です。

 

そして、今度は安倍さんの 【働き方改革国会】 です。 

安倍さんも、財界・三巨頭に3,000億円、３％の賃上げを要求し、

財界・三巨頭が安倍さんの要求に応えました。

当然、三巨頭も安倍さんに要求しますよ。

 

三巨頭の要求は、人件費削減のための法改正です。

人件費削減、安い労働力の確保です。

低賃金、安い労働力確保のための労働法改正です。 

低賃金の外国人労働者が増え、日本人の収入は減ります。

この事が分かっているのに、誰も何も言いません。

 

派遣会社＝手配師は職業安定法で禁止されていました。

小泉改革で、労働者派遣事業（派遣会社＝手配師）が自由化されたのです。

小泉改革が使い捨ての労働者を造り出したのです。

この事も真実ですが、誰も何も言いません。

安倍さんの【働き方改革国会】、

お金が人間を支配し、人間性を奪わない事を願っています。