富田元治のブログ

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アルマーニの制服

2018年02月12日 | #デタラメ政治

東京・銀座にある区立泰明小学校の新しい制服が波紋を広げています。

今年4月に入学する新1年生から、9万円前後もする制服を着用するというのです。

都市と地方の格差をまざまざと見せつけられた思いです。

小学1年生の制服が1着9万円ですよ。

5人に1人の貧困児童がいる熊本です。

地方・熊本の実態は、お下がりの制服、お下がりのランドセルです。

この格差、どう思われますかぁ~?

 

アルマーニ社の制服が、国会でも取り上げられ、

『高いと言えば高いなぁ~!』が麻生大臣の答弁だったそうです。

エリート富裕層には、庶民感覚は全く分かりません。

アルマーニ社の制服がエリート意識を育みます。

小学1年生から、新貴族の帝王学です。

 

新入社員のスーツが3~4万円で買える時代に、

区立小学校の一年生が9万円の制服で登校します。

お上自ら、新貴族社会を、エリート意識を、差別意識を、育てます。

 

小泉改革から始まった新自由主義政策は、日本にも貴族階級を作ることです。

トリクルダウン(富裕層優遇政策)で、益々富が富を呼ぶようになりました。

 

富裕層(資産家)は三代続かないのが日本の税制でした。

富の再分配機能が働いていたのです。

この富の再分配機能をぶっ壊したのが小泉改革です。

税の再分配機能がぶっ壊され、貴族社会が出現しました。

 

 

 

 

 

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