プレミアム商品券は、低所得者のみ購入できます。
プレミアム商品券が利用できるのは、低所得者だけです。
ところが、低所得者はプレミアム商品券を購入する余裕がないのです。
プレミアム商品券の予算は、約1,800憶円です。
その内、約600憶円がプレミアム商品券を発行する為の事務経費です。
低所得者が購入できないプレミアム商品券を発行するのに、
事務経費だけで税金が、約600憶円も使われているのです。
税金をデタラメに使う日本の政治の実態です。
低所得者のみ購入できるプレミアム商品券が売れていないそうです。
低所得者はプレミアム商品券も購入できないのです。
購入して使っても、『私は低所得者です』と、自ら宣伝するようなものです。
プレミアム商品券を利用する人々は低所得者です。
マスコミが大いに報道しています。
日本国には、6人に1人の子供が貧困で苦しんでいます。
子供の貧困ではなく、大人の貧困なのです。
しかし、見えない貧困ばかりです。
その上、貧困層なのに、富裕層だと勘違いした人々も大勢います。
格差はますます拡大するばかりです。
日産自動車の元社長・ゴーンは、年収20億円でした。
日産自動車の非正規社員は、年収200万円前後です。
一億総中流だった頃の日本には、累進税率が適用されていました。
どんなに稼いでも、所得税と住民税で90%近くが税金でした。
当然、高所得者は少なく、稼ぎは再分配されていたのです。
この累進税率の破壊により、
所得格差が拡大するようになりました。
日本にも大金持ちを作るために、富裕層優遇税制がとられたのです。
富裕層優遇税制は、富裕層の世襲を生み出しました。
半面、貧困層の世襲も生み出したのです。
格差拡大を止めるためには、破壊された累進税率の復活しかありません。
分からんかなぁ~?