世界のあちこちで極右リーダーが誕生

 南米某国に「北米某国の大統領流」公約の大統領誕生のニュース。北米某国の大統領に似ていると同時に、東南アジアの某島国の大統領にも似たことろがある「極右」なのだとか。

 最近この手の指導者が増えてきているような気がしてならない。国を動かす仕組みが違うから3つの某国のように極端な形ではないけれど、我が国でも似たような流れになりつつあるので他人事とは思えない。

 つまり、いろんな意見の人に気を使うばかりに自身が思うところを声高に主張できない、全ての国と上手く付き合おうとする余りに自国の利益第一とは云いにくい、そんな政治や外交に疲弊しているんだな。国民も政治家も気遣い疲れ。その反動で歯に絹着せぬ、率直な物云いをする思いっきりの良い政治家が票を集める。その結果が自国第一へと右傾化して行くのだ。

 我が国においてはどうか。与党のすることは拙速かつ強引過ぎる、だから支持しないと云う人もいざ選挙となると現与党に票を入れる。なぜなら長く続く現与党政権の下、たまさか数年の与野党逆転の中で、野党には政権運営能力がないことがないことが露呈したから。ずっと「反対」だけを唱えるばかりで現実的な代案を提示できなかった野党に政権運営能力が育ってきていないのは自明。その結果の与党の安定多数。でもその原因を作っているのはより多くの有権者。思うに、アメリカのように二大政党が拮抗し常に緊張感を持って政権を担当するくらいにならないと日本も変わらないのだろうな。日本が平和で安心して暮らせる国であれば他国のことはどうでも良い、と思ってしまうご時世。おっと、率直な物云いの某国大統領のようになってきたところで、お終い。

 と云うわけで、例によって記事本文とはなんの関係もない今日の一枚は、秋の朝の輝き。

「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは10月20日に撮影した写真を6点掲載いたしております。文句のつけようのない「秋」の日の森の様子をご覧いただければ幸いです。

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