どうして君はそんなところに

 我が家の駐車スペースの前面道路の縁石と傾斜部に打ったコンクリートとのわずかな隙間に根を下ろした洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう)です。3メートル程の間口の真ん中ですのでタイヤに踏みつけられることもなくここまで成長してきましたが、毎日クルマの底で頭を撫でられておりますのでこれ以上成長するのは無理でしょう。畑の隅などでは草丈が1.5メートル程になる洋種山牛蒡ですが、こんなに小さくても花を咲かせ実をつけて子孫を残そうと云う根性は雑草の鏡とも云えるでしょうか。

 洋種山牛蒡はその名の通り外来種で北アメリカ原産。調べてみると日本には1870年頃に薬用植物として導入され、その後に野生化しいまでは日本全国で雑草化しているようです。身近なところでも見かける洋種山牛蒡ですが、根、茎、葉、果実と植物全体に有毒成分を含んでいますので文字通り「触らぬ神に祟りなし」。お気をつけください。

 と云う訳で我が家の駐車スペースのコンクリートの隙間に生えてきた洋種山牛蒡も今週末にはお引き取り頂くことにしたいと思います。なお、先に「薬用」と書きましたが、どのような効用が期待されていたのかは不明です。

 blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori 7月13日に撮った写真を5点掲載いたしております。今年の長い梅雨もさすがに終わりかと云うこの頃の森の様子をご覧いただければ幸いです。
 またまた間が開いてしまいましたが、今週末には撮影&更新を予定しておりますので、乞うご期待!

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