唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ヒョンデは売れているのか
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画像はhyundaiのオフィシャルサイトより
特にヒョンデ、現代自動車(旧ヒュンダイ)のことが気になっているとか、ヒョンデのクルマが好きだと云う訳ではないのだが、なぜか15年も前に書いた「現代自動車、日本から撤退」https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/6c39d9697dc831753023032f7174166f と云う記事へのアクセスが多くなっていたのでどんなことを書いていたのかと思って振り返って見たところ、中国や韓国のクルマが日本に入ってきたとしても売れない、と実に真っ当なことを書いていたので我ながら感心した。
日本に中国や韓国のメーカーのクルマが日本に入ってきたとしても売れない。15年前に中国のクルマが日本に入ってくるとは思ってもいなかったけれど、入ってきた。でもやっぱりそんなにたくさんは売れていない。でも、韓国のクルマよりは売れている。これは結構面白い現象だと思う。ただいつまでこのような状況が続くのかはわからない。
BYDもヒョンデもいつの間にか力をつけて、BYDのシールなどは日本の道路環境にはやや大きすぎる気はするけれど、数字を見る限りでは動力性能も十分だし、そのデザイン(外観)もかつての中国車の「何かに似ている」ではなく(ややコンサバ、有体に云えば古臭い感は拭えないが)オリジナリティあふれ、(コンサバな)私は好ましいとさえ思ったりする。
しかし、15年前には電気自動車(EV)と云う発想はなかったな。自動車はエンジンが肝であり中国や韓国では日本の真似はできても日本製を超えるエンジン(ICE。内燃機関)は作れない、つまり日本車を超えるクルマは作れないと思っていたけれど、15年の間に時代は大きく動き、エンジンは過去のものとなりつつあり、未来の主流は電気モーター。これなら中国や韓国にも勝ち目もあるかも知れない。
ただし、技術的に可能であることと政治的な要求とは別の問題であり、今日現在においてはEV化への勢いに陰りが見られ、日本のお家芸とも云えるハイブリッド(シリーズ、パラレル共に)が勢いをぶり返し短・中期的には主流となりそうな感じではある。もちろんこれも今後の政治的状況、つまりアメリカの次期大統領が誰になるのかによって変わってくることだろう。
参考情報:日本自動車輸入組合2024年1〜6月の累計データによる
Hyundai 339台(前年同時期比148.7%)
364台のLamborghiniより少ない
BYD 980台(前年同時期比183.9%)
717台のFerrariよりは多いが1519台のCitroenの2/3
横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは7月20日に撮影した写真を5点掲載いたしております。梅雨明けと同時に酷暑に見舞われた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/f1340e2c538f1eb1a686483f032532d3
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2024年通年で800台くらいでしょうか。前年比148.7%とは云え、低経費のネット販売とは云え、これから故障も出てくるでしょうからサービス拠点の少なさから顧客離れも懸念されます。一台当たりの利益の大きなランボルギーニより少ない台数では前回同様の展開が見え始めているような気がしてなりません。