アパホテルの検査「官」と山法師(その二)

 「アパホテルは、新型コロナウイルス感染拡大を防止し安心・安全な滞在を提供するため「接触感染、飛沫感染対策を強化した衛生基準」を策定し、社内に衛生検査組織を発足。ホテルごとに特別衛生検査『官』を配置することを発表した」との報道(『』は郷秋<Gauche>が付した)。

 あれ、アパホテルってお国が、あるいは地方公共団体が設置運営しているホテル?違いますよね。だったら「特別衛生検査『官』」じゃなくて「特別衛生検査『員』でしょう。だって「官」は官職、つまり公務員身分で一定の職務にあたる人に付ける言葉。自衛官、警察官、いま話題の検察官などなど。

 自動車教習所の指導員のことを指導官、CAの訓練指導者を教官(スチュワーデス物語の「教官」は、完全民営化前のJALがモデルだから、まったくの間違いとは云えないかも)と云ったりしますね。入社試験の時の面接官、試験官もいます。私立大学の教員が定年退職するときにも「退官」と云う言葉を使う方がいますが「官」と称するとステータスが上がったような錯覚を起こす(起こしたい)からでしょうか。

 天下りした元公務員が高給と高額な退職金を受け取り、そればかりか自分の後釜に後輩公務員を指名するなどの行為が非難されながらも一向に改まる気配もありませんが、せめて官職名の天下りだけでも止めてもらいたいものだと思う郷秋<Gauche>であります。

 と云う訳で今日の一枚は、記事本文とは何の関係もない我が家の山法師(その二)。昨日は二階の窓から樹冠を撮ってみましたが、今日は木の下から寄ってみたもの。

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#山法師 #ヤマボウシ #官職 #民間人に「官」は変 #言葉のお遊び

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