昨日は、地方の護国神社へ参拝に行った。この国のために戦い、傷つき、死んでいった先人達への感謝と哀悼を捧げるために。そして、この国の未来を祈りに。そんな夏の暑さの中、入道雲が黒く稲光を放ちながら、雷を振るいて、雨が大地へと降り注いだ。秋の稲穂の実りを期待すると同時に、天へツバを吐き続ける売国奴たちへ怒りが、そうさせているのかもしれない。
売国政治家どもが、「A級戦犯用の追悼施設を作ればよい」と言う単純かつ安易な考えを平気で、のたまい先人を傷つける。誰のために?何の目的で?外交が、まともに出来ない政治家に加え、馬鹿左翼思想に染まった過去を裁く権利も権限も無い人間が、自己満足のために建てるというなら、自腹で建てればよい。ただ、A級戦犯とされた人間も、戦争に出兵し、戦死した兵士達もいつまでも、靖国で眠り続けるであろう。
自分は、A級戦犯という烙印を押し付けられた東条英機氏たちにも尊厳があり、国を思いながら、アメリカ人によって死刑に処せられたことを考えると、他の兵士達と同じように感謝と平和を願う。当時の日本を生きていない、しかも、その時に発言する権利も権限も無い人間が、今更、何を言っても、後だしジャンケンと同じように卑劣で卑怯だと思うからである。それこそ、今日の日本の自堕落さを見るにつけて、おこがましさだけが、残るような気がするのである。
結果だけを見て、それを非難することは、たやすい。それに、価値観も倫理観も異なる、あの当時に、日本をどのように舵取りできたかと、今更、考えて変えられるものではない事ぐらい誰でも判る。要は、時間の無駄だと言うことだ。かのエジソンは、フィラメントに適した物質を発見するまでに何万回もの失敗をした。だが、傍目から見える「失敗」をエジソンは「フィラメントに適していない物質を発見することに成功した」と言ってのけた。
大事なことは、歴史から何を学び、それを今後の日本の将来にどう生かすかだけである。今の日本は、反日政治家、在日朝鮮人やシナ人に洗脳された反日マスコミに扇動されて極左的思想を信じている日本人もいる。おまけに特定アジアと呼ばれる反日隣国も存在する。過去を振り返り、「先人に学び、先人を尊び、先人を敬う。」これが日本の本来の文化である。例え、戦争主導が間違っていたとしても、それは結果論であり、その首相と内閣を日本人自身の手で裁けなかった以上、非難できる人間は一人もいないはずだ。そんな連中は、もしも戦争に勝っていたら、厚顔無恥で戦勝国ヅラしていたはずだ。
自分は、大東亜戦争で日本が負けたという事実は、認めるが、反省するつもりはない。何故ならば、戦後生まれであることもさることながら、戦争に善悪は、存在しないからだ。戦争は、国益と利害が生み出すもの。やるかやられるか、それだけだ。敗戦国は、占領されてしまえば、奴隷になるか、自由を求めて独立を勝ち取るか、ただ、それを選ぶだけだ。
お花畑脳で考えた理想や理論は、巨大なイデオロギーの前に破れ、野獣の前では何の役にも立たない。同じ言語を持つ日本人ですら、ちょっとしたことで、暴力を振るい、婦女子、子供、老人を傷つける人間がいるではないか?力があれば立ち向かえる。力があれば、戦える。生への執着が、生死を分けるというのは、あながち間違いではないだろう。結局、力の無いものが、正義を振りかざし、議論でしか自己主張が行えないのは、おこがましいと思うのである。
現在の日本は、物質的に恵まれ、インフラにも恵まれ、我々は日本という国、土地、文化、伝統に生かして貰っている。にも関わらず、「感謝を忘れ、尊ぶことも敬うことも忘れる」ボケた売国奴が、あとを絶たないのは、物質的に豊かでも、心に豊かさがないからだろう。お調子ものの国民性に加え、内向的な資質が加わって、自虐観念を拭えぬ、愚かさ。だが、天にツバを吐き続ける人間は、何れ自らに返って来る。それを思い知るのは、自らが死してからかもしれない。
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【MSN産経ニュースより「靖国冬の時代」】
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080815/plc0808152117011-n1.htm
【47ニュースより「A級戦犯分祀を求める古賀」】
自民党の古賀誠選対委員長(日本遺族会会長)は16日、愛知県豊田市で講演し、靖国参拝問題に関し「すべての国民、首相や天皇陛下も行けるような環境整備のため、私たち遺族が大きな決断をしなければならない」と述べ、靖国神社からA級戦犯を分祀すべきだとの考えをあらためて強調した。
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008081601000594.html
一方、新たな国立追悼施設の建設や千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)の拡充案には「簡単に賛成はできない。靖国神社こそ戦没者遺族の唯一の追悼施設だ」と反対姿勢を示した。
古賀氏は衆院の解散時期に関し「福田カラーが出るまで時間的余裕があってしかるべきだ。いま解散して政治空白をつくってはならない」と指摘。同時に「選挙は暑いより涼しい時期の方がいい」と述べ、来夏までに総選挙が実施されるとの見通しを示した。