自分としては、ある意味、誤算であった、今回の辞任劇。年内辞任はあり得ると、以前も言っていたが、かなり時は切迫しているかのような、印象を受ける。自分が、福田総理がいわゆる「中繋ぎ内閣」としての役割を担っていると感じたのは、今年8月の内閣改造であった。
安倍政権下で、マスコミの言う「極右」政治において、日教組、社会保険庁、道路利権、在日朝鮮人たちによるネガティブキャンペーンによって、安倍元首相が潰された感は強い。選挙の敗北から、その「極右政治」から「懐古政治である柔軟路線」へと変更したのが、福田政権であった。安倍政権が潰された理由を考慮し、当時の中国との貿易摩擦、経済的依存度を考えると、仕方のない路線であったとも言える。
しかし、結局、国民との温度差は縮まることはなかった。自国民を締め付け、海外に甘い顔を見せる馬鹿首相、馬鹿政治家と揶揄され続けたのだ。無論、自分もそう思っていた、内閣改造までは・・・。
ただ、唯一、評価したいのは、民主党がただの風見鶏政治家の集まりであることを露呈したことだろう。本当の売国奴を知らしめるために自らも売国奴を演じてみせた。それが、自民党内、民主党内の売国奴達をいぶり出す格好の餌になったのだ。売国民主党が、売国路線(を演じる)自民に対して、反骨するその馬鹿さを見れば、いくら馬鹿な国民でも、民主党はおかしいぞ!と気づいたはずである。
以前の小泉内閣時における、福田氏に対する印象は中道派だったのだから、総理になった時、中国寄り、韓国寄りになった、不可思議さが印象に引っかかった。元来、首相向きの性質では、無かったが、ある種11ヶ月もよく持ったものだ。反日マスコミである「毎日変態新聞」がネット上で叩かれ、日本国民からソッポをむかれている現在。マスコミの脅威とは、ただの「張子の虎」であると多くの人が気づき始めている。スポンサーのブランドイメージが大打撃になった「毎日変態報道」を見れば、その価値の大きさがわかる。だからこそ、麻生政権樹立は、大きな意味を成すのである。
とりあえず、福田氏よ、中継ぎ、お疲れ様でした。麻生政権による日本船の新しい夜明けは、荒れ狂う波をもろともせずに、突き進むであろう。
【福田総理 辞任会見】 </object>-------------------------------------------------------
【MSN産経ニュースより】
福田康夫首相は1日夜、首相官邸で記者会見を開き「新しい布陣のもとに、政策の実現を図っていかなければならない」と述べ、辞任する考えを表明した。首相の突然の辞任で、新首相のもとで早期の解散・総選挙を模索する動きが強まりそうだ。
午後9時半過ぎからの会見で首相は、「国民目線での改革に着手した。方向性は打ち出した。(これまで)野党は審議拒否や引き延ばしをしてきて、時間がかかった。次の臨時国会で同様のことはあってはならない。態勢を整えて臨むべきだ」などとして、新首相のもとで、臨時国会に臨むべきだとの考えを示した。
この時点で辞任を表明した理由については「今が政治的空白を作らない一番いい時期と考えた」とした。辞任を決断した時期については「先週末までに決めた」と語った。
福田内閣は昨年9月の発足から11カ月間が過ぎたばかりだが、衆参両院で与野党構成が逆転する「ねじれ国会」で法案成立に難渋してきた。揮発油(ガソリン)税の暫定税率をめぐる与野党攻防でガソリン価格が1カ月の間に1リットル当たり25円程度上下する混乱を引き起こしたほか、4月に導入した後期高齢者医療制度に関しても「高齢者いじめ」と世論から強い反発を受け、発足当初5割あった内閣支持率は2割程度に低迷していた。
7月には、北海道で開催した主要国首脳会議(洞爺湖サミット)後に、人心一新のため念願の内閣改造を断行したが、大幅な支持率回復はなかった。秋の臨時国会を前に、新テロ対策特別措置法案の延長の是非や新たな経済対策、衆院解散総選挙の時期などで連立を組む公明党との関係も微妙になっていた。
福田首相の後継には、自民党の麻生太郎幹事長らが有力視されている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080901/plc0809012123009-n1.htm