グリフォンの日記

時事のニュースについて書いていきます

大手証券会社 リーマンブラザーズ破綻

2008-09-15 22:04:15 | 社会・経済

あのライブドアのフジテレビ買収劇で活躍したリーマン・ブラザーズが遂に経営破綻した。

------------------------------------------------------

【MSN産経マネーより リーマン連邦破産法第11条の適用】

[15日 ロイター] 米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス<LEH、株価 - チャート>は15日、連邦破産法第11条(日本の会社更生法)の適用を申請したと発表した。

 リーマンのブローカー・ディーラー子会社、およびその他の子会社は、この対象には含まれない、としている。また、すべてのブローカー・ディーラー子会社が営業を継続するという。

 資産運用子会社ニューバーガー・バーマンを含む各部門の顧客は、保有口座で取引を継続できる見通し。口座については、これ以外の措置を講じる可能性もあるという。リーマンは、ブローカー・ディーラー事業の売却を模索している、とした。また、資産運用事業の売却に向けた努力を続ける計画という。リーマン取締役会は、資産の保護と価値の最大化を目的に、破産法第11条の適用申請を承認した、と述べた。

http://money.jp.msn.com/newsarticle.aspx?ac=JAPAN-337447&cc=03&nt=00

【読売ONLINEより リーマン日本法人資産に国内保有命令、破綻受け金融庁】

金融庁は15日、米大手証券リーマン・ブラザーズの経営破綻を受け、日本法人のリーマン・ブラザーズ証券に対し、金融商品取引法に基づき、資産の国内保有命令を出したと発表した。同証券の資産が米本社など海外へ流出し、日本の債権者や顧客に損害が及ぶ事態を避ける狙いがある。保有命令を出すのは今回が初めて。金融庁は併せて、同証券に対して、顧客資産の正確な把握・保全と、顧客への十分な事情説明を求める業務改善命令も出した。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080915-OYT1T00441.htm?from=nwla

------------------------------------------------------

昨年よりサブプライムローン問題で揺れるアメリカ経済。低所得者向け(返済できる信用の低い)ローンの破綻は、連鎖を生んでいく原因となった。大手金融機関からの融資で成り立っていた、この仕事も住宅バブル崩壊とともに沈むことになったのだから、同じような境遇を持つ日本もただ事では済まない。

アメリカ経済の衰退は、以前から予測されていたことであるが、これまた日本の総裁選と相まって非常に時期が悪いとしか言いようが無い。とりあえず、押さえ込めるものは押さえようと金融庁も頑張っているようだが、果たしてこの先どうなるのか?

【世界の株価動向】

http://www.w-index.com/


死刑廃止論者どもに足りないのは、想像力だ

2008-09-15 20:41:01 | 社会・経済

毎度、毎度、性懲りもなく出てくる死刑廃止論。死刑が確定した犯罪者を法に則(のっと)り死刑にしただけで、騒ぎ立てる社民党の馬鹿党首。日本の法律の専門家が聞いて呆れる。そんなに、他所の国の刑がよければ、さっさと移民しろ!

こうした主張を掲げ、それに賛同するのは、高学歴のインテリどもが多い。オウム真理教でも幹部達の高学歴は、世間に驚きを与えた。全共闘時代でも、大学紛争を巻き起こし、共産主義社会への転換を唱えた。

こうしたインテリ、インテリ崩れどもは、何故、そのような主義主張に陶酔していくのだろうか?全共闘時代では、「日米安保条約」に反対するを題目にして、在日朝鮮人の尻馬に乗った人間達が、馬鹿一辺倒で扇動されたのが原因だろう。

そして、現在において、その主義や主張を時代の波に対して、変革できない自分を知るのである。それは、自身のなさと自己顕示欲の表れでしかない。こいつらに死刑を語ることも、過去の戦争を語る資格も批判する資格もない。やっていることは、戦時となんら変わらない。反勢力であることが、こいつらのステイタスであって、本当の意味での創造力なんて微塵も無い。机上の空論だけを振り回しているだけだ。無残に殺害された人間の遺体を見に行けよ!反対論者ども!

犯罪者と一口に言えど、事件も様々である。「女子高生コンクリート詰め殺人事件」や「大阪姉妹殺害事件」のように、自分の欲を満たしたいだけのために人を陵辱し殺害した人間と、「京都 認知症の母を殺害」のように生活苦、認知症の母の介護と折り重なるかのような苦悩に重圧を感じ殺害をしなければならなかった事件とを同じ同列で語ることは出来ない。

弁護士という職業ならば、被告を擁護するのが仕事ではない。被害者が辱めをうけ、陵辱され、殺害された経緯を知り、その無残な遺体の写真を見て、怒りを覚えろ!そして、被害者の無念の思いや遺族の憎しみ、悲しみを伝え、犯罪を犯したことを加害者に、これでもかというぐらいに罵声を浴びせ、後悔と反省を促し、悟せ、それが弁護士の仕事だろう?反省のカケラも無いような加害者なら、弁護を降りろ!人間としての情のカケラも持たない野獣に情けをかけるほど、世の中は甘くは無い!そうでなければ、被害者は浮かばれないのだ。

裁判に情を挟むな、という人間がいるが、残念ながら、人間には感情があるのだ。仕方なく母を殺害し、自らも死のうとした人間がいる。後悔と悲しみに暮れ、それでも母を愛する人間がいる。反して、他人の幸せも喜び、夢を奪い、自らの欲望と私欲にまみれ、簡単に人の命を奪い取る卑劣なゴキブリ並みの人間の形をした野獣がいるのも確かである。

同列に書くのもおこがましいが、インテリどもは、本当の意味での人間らしさを追及していないのがよく判る。所詮、責任転嫁するだけの机上の論理ゴッコが大好きな人間の集まりがインテリなんだろう?想像力とは、よりリアルに物事を空想し、描き出す力だ。それを失ったインテリに誰が賛同してくれるだろうか?野獣が再犯したあかつきには、「お前の身内を差し出せ!」と言われたら、絶対に反対するくせにな。

もし仮に、この死刑反対論者の本人もしくは身内が、陵辱されて、死んだとしても、笑って見ている自分がいる。無論、事件を悼み、悲しみ慈しむ自分も存在する。何故だろうか?自問自答してみる。意見が異なるからか?憎いからか?否、人の痛みが判らない人間に対して、それを知るために必要だからだ。でも、笑っているのは何故だろう?どこかで、見下したい自分がいるからに他ならない。”ざまーみろ””ほれ見たことか!”これは、自己顕示欲の現れだ。だが、これが死刑反対論者達の中にも存在しているのが、問題なのだ。

その証拠に自分の主義主張を相手に飲ませようと躍起なっているではないか。被害者の人生を無視した加害者だけの人生擁護は、そこに根源があるとしか思えない。凶悪な犯罪を犯した人間に、情けは不要だ。自分の家族に手を出す野獣を家で飼えるか?電磁バリアでも張って年頃の娘がいる家でレイプ犯を裁判の求刑通り20年くらい飼えばいい。それが出来ないくせに主義と主張を繰り返しても、なんの実(じつ)にもならないことを知るがいい。人を無視した机上の空論は、誰も幸せに出来ないのだ。

------------------------------------------------------

【毎日変態新聞より】

死刑廃止運動に取り組んでいる安田好弘弁護士(60)=第二東京弁護士会=が13日、山口市亀山町の山口カトリックセンターで「生命を守るたたかいとは-裁判員制度と死刑」と題して講演した。アムネスティ・インターナショナル日本山口グループ(山口市)の主催で、市民ら約100人が参加した。

 安田弁護士は、光市・母子殺害事件の差し戻し控訴審や和歌山カレー事件などで主任弁護人を務めた。

 安田氏は来年5月からスタートする裁判員制度について持論を展開。被害者の家族らが法廷に参加した場合について「泣き崩れ、被告を死刑にしてくれと叫んだらどうなるか。市民裁判員は感情に支配された判決を出す恐れがある」と指摘した。

 また、理由なく裁判員になることを拒否すると過料を受けることなどを説明し「裁判員制度は21世紀の徴兵制」と言い、問題が多い制度だという認識を示した。

〔山口版〕

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080914ddlk35040362000c.html