
「ウスヤ肉店」を出て、東町商店街をさらに東へ進みました。歴史を感じさせる古い建物が所々にあり、那珂湊への街道筋であったという名残を色濃く漂わせていました。こういった景観が町の各所に見られる点も、大洗町の特色の一つですね。

50番の「新屋酒店」に着きました。さきに串カツを食べたので喉が渇きました。私の「ゴクゴク作戦」は継続中であり、このお店でも茨城サイダーを買うことに決めていました。

玄関先には、ウサギさんチームの山郷あゆみが居ました。ボーイッシュでさっぱりとした性格の一年生で、チームでは主砲砲手を務めます。出身は茨城県小美玉市で、小美玉市にある茨城空港のイメージキャラクターにもなっています。好きな花はマーガレット、好きな戦車はヤークトティーガーです。

店内には山郷あゆみのコーナーもあり、ファンから寄せられたイラストや写真が展示されています。茨城サイダーも並んでいて、はじめはメロン味にしようかと迷ったのですが、ぶどう味が美味しかったのでもう一度飲みたくなり、二本目を買いました。上画像に、購入した茨城サイダーぶどう味と、支払い時に頂いた名刺もいれてあります。

これでガルパンキャラ名刺は七枚目になりました。お店の方と色々お話して、きちんと買い物もして、お互いに感謝しながら「有難う」の言葉とともに頂く名刺ですので、一枚一枚に色んな感慨がこもっています。大洗の思い出の品としてはこれが最高じゃないかな、と思うのです。

続いて45番の食料品店「さかげん」に行きました。酒や煙草も扱っているので、町の雑貨屋さんといった雰囲気があります。店先にベンチが置いてあるのが嬉しいです。商店街を歩いて回った場合、ここまで来るのに相当の距離を移動しますから、大洗磯前神社エリアへの途中の休憩ポイントとしては最適と言えましょう。

店先には、プラウダ高校チーム隊長のカチューシャが居ました。三年生で、別名は「地吹雪のカチューシャ」。背の低さを気にしているが、発言はいつも上から目線で「小さな暴君」そのものです。 日課はぶら下がり健康器だそうですが、少なくとも劇中ではそのシーンを見たことがありません。好きな花はカモミール、好きな戦車はKV-2です。ノンナに肩車で乗っているシーンが多いので、単独で立っている姿が新鮮に見えてしまいました。

ここのお店にもガルパングッズの展示コーナーがあります。上に掛けてあるプラウダデザインの赤いTシャツは初めて見ましたよ。ファンの方の手作りなのでしょうか。カッコイイので、販売しているならば買っちゃうかもしれません。

ロシアの民族衣装に身を包んだカチューシャとノンナの図です。ガルパン交流板でも良く見かける絵なのですが、これを見て初めてカチューシャが女の子だと分かる方も多いそうです。私も実はそうだったんですよ。劇中では、どこからどうみても生意気なくそガキにしか見えませんでしたからね・・・。

で、このお店ではお菓子二品を買いました。これから色々回るので、どこかで休憩の際に軽く食べようと考えたのです。精算時に上画像の名刺をいただきました。これを見て、お店が正式には酒店であることを知りました。

続いて近くの46番の干物屋「森寅」へ行きました。私は肉より魚、刺身より干物、っていうぐらい干物が好物なので、ここの干物も買っていこうかと随分悩みました。でも荷物になるので、諦めました。次に来るときは、こういうお土産を色々買って、かつ荷物にならないように工夫するということを考えなきゃいけないな、と思いました。
店先には、プラウダ高校チーム副隊長のノンナが居ました。三年生で、別名は「ブリザードのノンナ」。劇中ではカチューシャの世話役みたいなポジションで、いつも一緒に居ますが、実際のパネルもカチューシャの近くにあります。砲術の腕に優れ、雪中の試合で大洗女子学園チームの数台を撃破しています。好きな花はひまわり、好きな戦車はSU-100です。

「森寅」から東を見ると、大洗磯前神社の一の鳥居が見えました。昭和38年12月に竣工したものですが、それにしては真新しく見えます。近年に化粧直しでも行われたのでしょうか。鉄筋コンクリート造りで、高さは15.60m、笠木の長さは22.42m、額装の大きさは3坪もあるそうです。

一の鳥居が建つ大洗鳥居下信号交差点から南には、劇中の第4話で大洗女子学園チームの戦車三台が市街戦に移るべく疾走していったシーンそのままの景色があります。道路中央の分離帯をアヒルさんチームの八九式中戦車甲型が乗り越えたりしていましたね・・・。

道路の東には、51番の「大洗ホテル」があります。大洗町を代表するホテルで、昭和49年の茨城国体の際に昭和天皇が宿泊されたところです。劇中では、このホテルの屋上から、一の鳥居をくぐり抜ける大洗女子学園チームの戦車三台を、人々が手を振って応援するシーンがあります。

大洗ホテルの売店に行きました。ガルパングッズのコーナーがあると聞いていたので、何か一つ買おうと考えたのでした。有名なのは「来賓用スリッパ」だそうですが、私の家に置いても「来賓」などあるわけがないので、これは対象外としました。

あんこうチームの冷泉麻子が居ました。成績学年トップの二年生で、小学校の頃から成績は学年トップから落ちたことがありません。ずば抜けた記憶力を誇り、戦車の操縦マニュアルを一度読んだだけで覚え、試合では抜群の操縦技術を示しました。低血圧で朝に弱く、245日連続遅刻記録を持ちます。趣味は読書、座右の銘は「果報は寝て待て」。出身は茨城県大洗町、好きな花はオリーブ、好きな戦車はパンターG型です。
私の大好きなキャラクターなのですが、そのダルそうなポーズは何とかしてほしいですな。なんだかこっちまで眠くなってくるのですよ・・・。これでホテルのアルバイトをやっているのですか・・・?

ガルパングッズの一つ、クリアファイルセットを購入し、支払い時に上画像の名刺を頂きました。本当に「アルバイト」って書いてありますね。こっちの麻子はキリッとしてますね。パネルもこの表情にしてほしかったですね。で、アルバイトとしてどんな仕事をしているんでしょうかね。売店の方に尋ねましたら、笑いながら「販売のアルバイトです」と教えてくれました。
名刺の方は、聞くところによれば、ガルパンキャラ名刺の第一号であるそうで、最初に大洗ホテルが名刺交換のために作ったのが始まりだそうです。この名刺がガルパンファンに大ウケしたのが契機となって、他のキャラクターパネル設置店へもファンの方々が手作りの名刺を寄贈し、名刺配布のシステムを拡めていった経緯があります。この流れは今後もしばらく続くものと予想されているようです。
これで、ガルパンキャラ名刺は九枚目になりました。 (続く)