気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く その14 「アウトレットです!!」

2013年11月27日 | 大洗巡礼記

 雨があがったので、再び自転車にまたがってアウトレットへ向かいました。大勘荘の前の道を東に進んで、次の交差点で右折すると、県道2号線との交差点に出ました。交差点の南東側に、マリンタワーが聳えていました。このマリンタワーには、翌日の午前中に登ることに決めました。


 アウトレットのウォーターパビリオンから、イベント広場越しにマリンタワーを見ました。劇中では、第4話にて同じようなアングルからの景色が出ていましたね。


 タワーの最上階の展望室には、あんこうチームの五人のパネルが二セット飾られており、そのうちの一セットは外側から見えるように立てられています。その姿を、カメラの望遠モードで捉えてみました。


 アウトレットの南東に隣接する大洗埠頭には、商船三井フェリーの「さんふらわあ さっぽろ」が夕方の出航を控えて接岸中でした。全長192メートル、排水量1万3654トンの大型貨客船で、大洗と北海道の苫小牧を結んでいます。大洗を18時30分に出て、苫小牧には翌日の13時30分に着きます。ほぼ同時刻に、向こうからの便が出て、翌日の14時に大洗に着くので、14時から18時30分までの間は、アウトレットから「さんふらわあ」の大きな姿を見る事が出来るわけです。


 アウトレットは、正式には「大洗リゾートアウトレット」といいます。公式HPはこちら。場内案内図はこちら。合計6のゾーンから成っていて、主力専門店や飲食店が並ぶ辺りは「ウォーター・ガーデン」と呼ばれます。建物の中央に空間を挟むモールのような形式になっています。


 「マーケット・ガーデン」の方角表示板です。第二次大戦中のヨーロッパ戦線における連合軍の有名な作戦の名前と同じなので、映画「遠すぎた橋」を知っている方ならニヤリとしてしまいますね・・・。劇中でも、この案内表示板が登場していて、その下部が「遠すぎた橋」のワンシーンになっていましたね。


 「ウォーター・ガーデン」と「パームコート」との間にあるフードショップ「きらきらクレープ」です。建物の裏が戦車の形になっていることで知られ、ガルパンファン向けには「干し芋クレープ」や「戦車クレープ」などを販売しています。劇中でも登場していましたね。


 「パームコート」から広場をはさんで「ファウンテンコート」のエリアを見ました。劇中では、この広場で五十鈴家の奉公人である新三郎、五十鈴華の母の百合が初登場していますね。新三郎が人力車を引いてくるわけですが、その来た方角には、実際には建物があります。

 この「ファウンテンコート」にコインロッカーがあるという情報を得ていたので、確認しようと回ってみたのですが見当たりませんでした。二階の専門店の一つ「ウッドストック」で尋ねたところ、例の震災の津波による被害で流されてしまい、それ以後は設置していないとの事でした。
 実は、今回の大洗行きに際して、手荷物などをどうしようかと散々考えまして、最低限必要なものに絞ってザック一つにまとめたのですが、大洗では土産物やグッズを買うのでそれなりの荷物が出来あがると予想していたのです。その場合は、どこかのコインロッカーにいったん預けておくという方法も考えたのですが、どうも大洗町内にそういうコインロッカーが無いらしい、ということを知りました。大洗駅には昔はコインロッカーがあったけれども、現在は無いのです。だから、多くの聖地巡礼のガルパンファンが手荷物の扱いに四苦八苦されていることもネット上の各レポートなどで知りました。
 それで私は、なんとかして荷物を一つにまとめ、土産物もグッズもある程度まではザックに入るようにしていたので、今回は手ぶらのままで気楽に動き回れました。レンタサイクルも楽に乗れました。ですが、次回以降にもし荷物が増えた場合、どこかに一時預けられる所があるといいな、と思っていたのです。しかし、ここ大洗リゾートアウトレットにもコインロッカーが無い事が分かりましたので、次回以降も荷物は必要最低限にとどめておかなければならないと悟りました。


 広場から「パームコート」の方を振り返りました。劇中では、だいたいこの角度であんこうチームの五人が登場していましたね。そして新三郎が五十鈴華を見つけて近寄ってくるわけですね。武部沙織の勘違いぶりが面白かったですね。


 引き返して東端の施設「マーケット・ガーデン」に行きました。一般的には「大洗まいわい市場」の名で知られ、劇中でもあんこうチームの登場スポットになったほか、DVD第4巻収録のOVA「アンコウ・ウォー!」の舞台の一つに選ばれてその前の駐車場で大洗女子学園戦車道チームの全員が「あんこう踊り」を披露していましたね。


 店内の片隅に、角谷杏が居ました。「丸五水産」で見たのと同じポーズでした。近くの陳列棚に干し芋が並べられているので、その宣伝も担っているのでしょう。干し芋って、普通のおやつとしてどこでも売ってるのかと思っていたんですが、市場の係員さんに聞いてみたところ、実際には生産元も販売店も限られているとのお話でした。わりと高級品だったんですね。
 一角のガルパングッズコーナーも見ましたが、欲しいものは以前に通販で購入しているので、あとは新発売のTシャツ類ぐらいしかありませんでした。でも寒くなる時期なので、Tシャツよりはパーカーとかジャンパーなどのガルパン仕様が欲しいな、と思いました。


 外に出ると、急に寒くなっていました。そういえば天気予報でも、寒波が南下してくるので明朝は冷え込むだろうと報じていました。その代わり、翌日は快晴との予報を裏付けるかのように、空は青く晴れつつあり、マリンタワーも夕焼けにほんのりと染まっていました。寒さがきつくなってきたので、大勘荘に引き揚げました。 (続く)

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