
「ウスヤ精肉店」から道を引き返して曲がり松商店街に戻りました。「年宝菓子店」に久しぶりに立ち寄って、ガルパングッズのひとつ「増加装甲飴」なるものを買いました。昭和の駄菓子のような雰囲気がありましたが、店の方の話では、飴そのものは戦前から販売していたそうです。これに特典としてつく秋山優花里の公式オリジナル缶バッジは、去る6月6日の誕生日イベントにて無くなったと言われていましたが、実際にはまだあったようで、ちゃんとついていました。今度はお店独自の缶バッジを出す予定です、ということでした。

「大久保酒店」付近の景色です。これを撮影する直前まで西福寺に立ち寄って、静かな境内のたたずまいを眺めていました。

「やまと呉服店」です。アンツィオ戦OVAが公開されたあかつきには、ファンの溜り場になるかと噂されていましたが、実際にはそんなに目立った変化は生じなかったようです。アンチョビのパネルが新調されたのと、ポスター類がアンツィオ戦OVA関連に替わったぐらいでした。店の方によれば、「うちには皆さんがくつろげる場所がありませんのでねえ」ということでした。机とか椅子とかが無ければ、立ち寄っても長居がしにくいわけですね。ですが、扱っているガルパン商品の方は増えているので、購入のために来店するファンが多くなってきている、ということでした。

「江口又進堂」と「黒澤米穀店」の並びです。「江口又進堂」の角では、そこに置いてある段ボール戦車に関して近隣住人の方に何かを指摘されたらしく、江口さんが頭を抱えたポーズをとっていました。

「黒澤米穀店」に行くと、お店の方が笑顔になって「昨日いただきましたバッジはあちらに」と左側のボードを示してきました。見ると、ポストカードなどが主に貼られたボードの左下に、寄贈させていただいたウサギさんチーム8個セットが並べてありました。現時点で大洗に唯一存在する、貴重なウサギさんチーム8個セットです。

続いて「江口又進堂」に寄ると、江口さんが「あそこに貼ってありますよ」と書棚の上の方を指しました。

よく見ると、上から二段目のところに、サークルケイサンクスフェアのビンバッジ群と並んで、寄贈させていただいたカバさんチーム6個セットが並べてありました。カバさんチームのセットは、今回は左衛門佐の「江口又進堂」とエルヴィンの「和泉屋米穀店」に贈りましたが、後者はボードがまだ設けられていないので、並べて展示するのはしばらく後のことになるそうです。あとはカエサルの「加藤豆腐店」とおりょうの「玉屋菓子店」ですが、寄贈するかどうかはまだ決めていません。

「鳥孝」に再三立ち寄りました。店主さんが宅配の準備をしているところでしたが、「いやー、ゆうべは楽しかったねえ」と、フラッグセッティング時の喜びと昂奮がまだ続いているような様子でした。

寄贈させていただいたフラッグは、昼間でもよく目立ちます。このお店には、昨年秋の初のガルパン巡礼時からいろいろお世話になってきましたので、ようやく恩返しが出来たのかな、というのが正直な気持ちでした。奥さんも「星野さんは有賀祭の月に来られて、それからずっと毎月来てるもんね」と笑っていましたが、正確には毎月ではなく、今年の3月だけ行っておりません・・・。

店主さんが、私が寄贈した缶バッジの全てを再び出してきて、どういう順番で並べたらいいのかと訊ねてきました。今回はアヒルさんチーム6個セットの他に大洗戦車チーム8個セット、バラ単品2個、交流会やイベント等で得た同人系バッジ十数個を贈っているのですが、分類上はすべて非公式同人系に属しますので、その括りで自在に並べてはいかがですか、と提案しておきました。
すると「ファンのバッジは、ホラ、ここに(蟻糖)さえさんのが並べてあるんで、これらと一緒にしてウチだけのコレクションということでまとめようと思うんだ」と言われました。有難うございます、と御礼を述べておきました。星野さんが次に来られる時までにボードを一枚追加して並べておくよ、と言われました。
「しかし、同人のバッジって、たくさんあるんだねえ。こういうのも、100円とかで売ってるのか?」
「いえ、原則的には交換や配布の形をとってますね。私が参加したのは小規模なイベントばかりだったんで、複数のサークルや個人がそれぞれの自作分を持ち寄って、交換しあったり、品物や名刺と交換したりしてました。たまに販売してるのもありましたが、だいたいは10円でした」
「10円で売ってるの?!」
「ええ、たぶんは缶バッジの部品代でしょうね・・・」
「部品代って、これの?これの原価が10円ってこと?」
「少なくとも、私が作ってる分のは、部品代が10円前後ですね」
「へえ、10円でこれが作れるんだ。じゃあ、こっちの商工会でも似たような原価で作ってる、ってことかな?」
それが事実ならば、100円で販売すれば90円ぐらいの利益があがるわけです。大洗町では、原則として販促品に位置づけられていますから、購入や宿泊の特典として使用されていますが、販売している所も少なくないので、缶バッジをどう使用するかは、最終的にはそれぞれのお店の判断に委ねられている、ということなのでしょう。

それから「カジマ」に行っておやつとして「ホタテの履帯揚げ」を購入しました。看板の左下に「ホシノ缶バッジ登場です!!」とあるのが嬉しくてたまりませんでした。やっぱりホシノですね、ホシノの缶バッジは絶対に出なきゃ話になりませんからね。なにしろ、「大洗一速い女」なのですから・・・。

店内に陳列されている「ミリメシ」も、今回やっと購入しました。食べるのではなく、記念品として、です。

「ブロンズ」に回りました。昨日女将さんに言われた通り、寄贈させていただいた自作缶バッジの展示状況を見させていただきました。「ほら、あの角のカレンダーのところ」と言われました。

このお店には、3セットを贈っていますが、そのうちのカメさんチーム5個セットと対戦校マーク6個セット、および大洗マーク単品の12個が並べられてありました。ですが、カレンダーの上、というのが少し気になりました。使用中のカレンダーではないのかな、と思いましたが、それについて尋ねるのはやめにしておきました。

残る1セットのアンツィオ戦車チーム3個セットは、反対側の壁の額のところに並べてありました。このアンツィオ戦車チーム3個セットは、大洗町においては「ブロンズ」のみに贈っていますので、唯一のセットであるわけです。私の手元にもありませんし、今後も作る予定はありません。 (続く)