去る9月19日に発売となった、モデルアート臨時増刊号の「艦船模型データベース番外編」の第四冊目、「帝国海軍軽巡洋艦総ざらい」です。公式サイトでの案内情報はこちら。私は一週間遅れて近くの書店にて購入してまいりました。
これでこのシリーズは航空母艦、駆逐艦、重巡洋艦、軽巡洋艦が揃いまして、次号は戦艦になるということです。あとは潜水艦やその他の艦艇を出してくるのでしょうか。
私の艦艇模型においても、軽巡洋艦クラスは結構作りました。22隻のうち19隻が完成しています。まだ作っていないのは球磨型の「大井」と「北上」、阿賀野型の「酒匂」の3隻です。「北上」と「大井」はピットロードから重雷装艦時代のキットが、フジミからは「北上」の回天搭載母艦時代のキットが発売されていますが、もとの軽巡洋艦だった時期の姿にて作ってみたい気もします。
また、「酒匂」はまだキットが発売されていないので、作るとなればタミヤの「矢矧」のキットをベースにして小改造を加えることになります。そういえば「能代」もキットが無かったので、タミヤの「阿賀野」をベースに作りましたね・・・。
19隻のなかで、気に入っているのは「大淀」です。アオシマとフジミからキットが発売されていますが、私が作ったのは、フジミがウォーターライン組合から脱退してシーウェイモデルシリーズの名で販売していた時期のキットです。現在のフジミの特シリーズのキットはそのリニューアル版ですが、エッチングパーツの追加が主なので、キット自体はあまり変わっていないようです。制作時はピットロードの装備セットを使って武装は全て交換し、細部も色々追加して対空兵装は昭和19年10月時点の状態にしています。
その「大淀」の写真は、以前の記事に載せています。同じ記事中に「多摩」と「五十鈴」の写真もあります。
私は駆逐艦を好んで沢山作ってきたので、艦隊編成のパターンはだいたい水雷戦隊がメインになります。その旗艦は軽巡洋艦であることが一般的でした。だから、駆逐艦を作れば作るほど、それに合わせて軽巡洋艦をも作らなければならなかったわけでした。そうやって、栄光の第二水雷戦隊をほぼ実現させては、喜んでいた時期がありましたね・・・。
今回の本を読んでいると、まだ作っていない3隻もいずれは作ろう、という気持ちになりました。