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尾張平野の治水史跡  川筋の変遷を探る

2018年07月29日 23時05分02秒 | 各種講座

稲沢市の下津市民センターで「尾張平野の治水史跡  川筋の変遷を探る」と言う講演会がありました。この講演会は稲沢市郷土史研究会が歴史文化伝承事業の一環として「稲沢の歴史を知ろう」をテーマに実施しているものです。
講師は治水史研究家の安井雅彦氏です。この講演会のお誘いを受け、行って来ました。

先日、名古屋市博物館の企画展。「海たび」に行って来ました。その時に目した地図には、伊勢湾が大きく食い込んでいて、一面の海を形成していました。その中には、津島、中島、一宮が島となっていましたが、この辺り全体が海でした。
そして、歳月が経ち濃尾平野を形成したのです。木曽川は狭い峡谷を流れて来て、解き放たれ一気に扇状地が出来ました。そんな状況下の利水です。一之枝川、ニ之枝川、三之枝川と、木曽川からの水を利用してきました。


講演会のチラシです。




開始前。
多くの来場者が有ります。





講演会が開始して、挨拶する松田会長。




安井さんの講演が始まりました。





木曽川が山間部を流れてきて、犬山で平野部に出て扇状地を形成しました。
そして、幾たびも流路を変えました。
洪水の繰り返しで自然堤防ができ、広大な湿地も形成しました。










左の三井池。ここはかつて、木曽川の本流が流れていました。
たびたび、流路を変え、この池が出来ました。

木曽川から流れ出る一之枝川、ニ之枝川、三之枝川を現しています。
下流部で川に水門を設ける。
船運業者や漁民と農業者との争いになったとの事でした。
色々聞けました。






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