国際空港セントレアにおける水際対策、環境への配慮や安全確保の仕組みを学ぶ講座を受講しました。
その第2回セントレアの廃棄物処理です。
空港の商業施設からのゴミ。空港や航空機から出る特有のゴミ。それらのゴミを資源化しつつ、処理を行っているのがサンエイ株式会社です。同社が運営する中部国際空港リサイクルセンターを見学しました。
このリサイクルセンターは「環境に配慮した空港」という基本理念で航空機や空港施設内で発生する一般廃棄物の収集、分別、圧縮による減容化を行い、排出抑制やリサイクル化に取り組んでいる施設でした。
サンエイ株式会社の中部国際空港リサイクルセンター。
その外観です。
リサイクルセンターにお邪魔しました。
最初に2階の会議室に案内されてサンエイ株式会社の業務内容をお聞きしました。
お話の後。
現場の見学です。
これはペットボトルを対処する機械です。ペットボトル圧縮梱包機です。
ペットボトルを投入するとベルトコンベアで上げて行きました。
圧縮したペットボトルがこのような状態になっていました。
こちらは空き缶に対応する機械です。
ベルトコンベアで上げて行き、磁石で反応させ、スチール缶とアルミ缶を分別していました。
圧縮されたアルミ缶が出てきました。
こんな缶も有りました。
ジェットエンジンのエンジンオイルです。
こちらは機内持ち込み禁止品です。
空港の手荷物検査で機内持ち込みがアウトとなった品々です。
こちらは液体。
ラー油や缶ビール。佃煮も有ります。
化粧品などの液体は仕方ないがレトルトカレーや佃煮までも放棄させるのは行き過ぎではなかろうか。
何と言う車だろう。
アームロールで荷台を車体に積載させます。
こちらはパッカー車です。
普段、ゴミ収集して行く車です。
ゴミを圧縮するようになっています。
内部がどのようになっているか、判りました。
この他に焼却炉が有り、可燃物を処理しているのを見せて貰いました。
その炉では輸入できないブランド品を焼却処分しているのだそうでした。
最後に
サンエイ株式会社が運営する中部国際空港リサイクルセンターを見学しました。
特殊車利用の構造を細かく解説して貰いました。
このリサイクルセンターは空港関連の廃棄物を一手に引き受けているのが分かりました。
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