銀幕大帝α

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ディクテーター 身元不明でニューヨーク

2013年03月08日 20時51分37秒 | 洋画コメディ
THE DICTATOR
2012年
アメリカ
83分
コメディ
R15+
劇場公開(2012/09/07)



監督:ラリー・チャールズ『ブルーノ』
製作:サシャ・バロン・コーエン
脚本:サシャ・バロン・コーエン
出演:
サシャ・バロン・コーエン『ヒューゴの不思議な発明』・・・アラジーン将軍
アンナ・ファリス『ママ男』・・・ゾーイ
ベン・キングズレー『ヒューゴの不思議な発明』・・・タミール伯父さん

<ストーリー>
国連で演説をするためニューヨークへやって来たアラジーン将軍は、何者かに拉致され浮浪者同然で街に放り出されてしまう。そこから彼は思わぬ大冒険を繰り広げることに…。

将軍様のキケンな珍道中、笑撃は核ミサイル級!

-感想-

開始早々

“金正日を偲ぶ”

ときた。
もうこの始まりからして怪しさ全開である。

妊婦の膣に手を突っ込んだサシャとアンナが指を絡めお互いを見つめながら愛を確かめ合う。
綱渡り中に立ち往生してしまったサシャが体重を減らす為に脱糞し、股間丸出しで窓ガラスに激突する。

今回も恐ろしい位の下ネタ・エロネタ・馬鹿ネタが満載。

わたしこういう下世話で作られた笑いは嫌い。
何処が爆笑出来るほどの面白さなのか理解も出来ない。
したいとも思わない。

余りにも笑えなさ過ぎて作品そのものに不快感を抱きそうになったが、最後の演説で若干怒りは和らいだ。
締めは良かったがそこまでは大して面白いとは思えない代物。

私はねサシャにストーリー映画を求めていなんですよ。
『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』『ブルーノ』みたいなブラックなドキュメント映画を作って、その中で馬鹿騒ぎするサシャが好きなんです。
行き当たりばったりに世間様に突撃する事で爆笑を誘うサシャこそがコメディアンのサシャであって、下手なラブコメを作って脚本の流れに従いながら普通に演技するサシャは単なる一般的な役者としてのサシャに過ぎない。
そんなサシャに私が魅力を感じる訳も無く、作品そのものにも惹かれる事は全く無かった。

次回はもう一度ドキュメントタッチの作品で馬鹿やって欲しい。
丸くなったサシャなんか観たくもない。
恐れを知らず一般人に平気でタックル食らわすサシャが観たいのだ、わ・た・しは!

ところで平然と出てきたエドワード・ノートンは何がしたかったのか意味不明過ぎ。

評価:★★
13/03/07DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2013-03-08
メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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コメント (6)
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