ニード・フォー・スピード

NEED FOR SPEED
２０１４年
アメリカ
１３１分
アクション
劇場公開（2014/06/07）




監督：
スコット・ウォー
『ネイビーシールズ』
製作総指揮：
スコット・ウォー
編集：
スコット・ウォー
出演：
アーロン・ポール：トビー・マーシャル
ドミニク・クーパー：ディーノ・ブルースター
イモージェン・プーツ ジュリア・マッドン
ラモン・ロドリゲス：ジョー・ペック
マイケル・キートン：ザ・モナーク



＜ストーリー＞
強力なエンジンを搭載し、極限までチューンナップされたマッスルカーと超高額スーパーカーを駆る若者たちの名誉を賭けた闘いを描く。

法もルールも無い“裏レース”を舞台に
チューンアップされた夢のマシンが激走！

－感想－

車の事に関しては全くの無知なので何とも言えないが、見た目からして高価そうなスポーツカーが公道を爆走し、物の見事に横転して破壊される様を、貧乏人な私は「勿体ねぇ！」と思いつつも、逆にその派手に高級車がぶっ壊れる描写にテンションがひたすら上がりまくるだけの作品。

車内からの映像も多いので、ハイスピード感も十分に味わえるのが良い。
３００キロ超とかどんな世界だよ！てな興味がある人には是非観て貰って体感して頂きたい。

世界にたった１台しかない、改造されたムスタングが最終的にはボッコボコの廃車に。
ま、そういうのは殆どがダミー車だろうけども、それにしてもアメリカ人は金に糸目をつけず豪快にやりおるわい。

これの原作であるゲーム版もちょこっとプレイした事があるんだけど、あのゲームってパトカーに追われるのもまた一つの醍醐味でもあるんだよね。
本作でもそれは終盤で再現されています。
だけどメインはあくまでも、高級車総取りを賭けたレース狂達による熱いバトル。
ひらすた走って走りまくる、その姿をたまに興奮を覚えながら観続けるのみ。

よって、この走っているだけの内容では流石に２時間越えはちょいキツい。
途中ダレる。
もう少しコンパクトに纏めて１００分以内で収めた作品にしてくれていたら幾分楽しさもラストまで途切れる事無く持続されたかもしれない。

車好きな人は観ても損はしない作品だと思う。

でもあんな荒っぽい運転されたら、私助手席乗っていたら絶対吐くな（笑）

今作の美女図鑑

主人公トビーが仲間の仇と自身の潔白を晴らす為に、出所してから直ぐに彼が仕上げたムスタングを買い手から借りる際、一緒に同乗する事になる女性ジュリア役のイモージェン・プーツ。
彼女が運転するシーンも有り、腕前も抜群。
ある意味、ジュリアも運転したら性格が変わる人間なのかもしれない（笑）
何せ、前から突進してきた車に対して避け様ともせず、アクセル全開で直進するんですから。
その度胸の凄さにトビーも「おったまげた」でありました。
ブルーの瞳が美しく、何より髪型が私好みでありました。
高所恐怖症の為に、車宙吊りでヘリにより運搬されている時のジュリアの怯えた顔がとっても魅力的。

評価：★★★☆
１４／１１／０６ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2014-11-05
メーカー：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

オフィシャル・サイト（日本語）

呪怨 -終わりの始まり-

２０１４年
日本
９１分
ホラー
劇場公開（2014/06/28）



監督：
落合正幸
『シャッター』
脚本：
落合正幸
一瀬隆重
主題歌：
鬼束ちひろ『祈りが言葉に変わる頃』
クリエイティブスーパーバイザー：
一瀬隆重
出演：
佐々木希
青柳翔
トリンドル玲奈
金澤美穂
高橋春織
黒島結菜
最所美咲
小林颯
緋田康人
袴田吉彦



＜ストーリー＞
小学3年生のクラス担任を急遽任された結衣は、不登校の生徒・佐伯俊雄の自宅を訪問する。だが、その日以来彼女の身に不可解な現象が起こり始め、佐伯家の過去が少しずつ明らかになっていく。

肌が粟立つ　恐怖の極点

－感想－

初期の頃の演出に戻っていたのは嬉しい。
時系列をバラバラにし、人物一人一人に焦点を当て、最終的には話が全部繋がる「呪怨」ファンならお馴染みのあのやり方ね。

佐伯家の両親は二代目にチェンジ。
夫の方はともかくとして、妻・伽椰子さん役の人、かなりキチってます。
初代の藤貴子さんの怪演にはそりゃ敵わないだろうけど、十分狂った演技してたよ。
少し設定に変更点が見られたけれど、本作での俊雄クンはあれだね、日本版ダミアンだね。
悪霊の申し子かよって。
背丈が高すぎてビジュアルはイマイチ。
やっぱ俊雄クンも初期の子が一番良かったなぁ。

でね、作品そのものは結構怖いのよ。
深夜に部屋を暗くして観てたんだけど、自分的には「呪怨」シリーズの怖さは合っているのかもしれないが、えらく怯えながら観ちゃって、胃が痛くなるし、心臓も痛くなるし（笑）。
黒猫をレンジでチンは頂けないけども、えらく不気味な感じに仕上がっていて良いやん！と恐怖と戦いながらもどこかワクワクしながら観てたのだが、終盤近くになって（悪い形で）雲行きが怪しくなってきやがった。
女子高生役のトリンドル玲奈が電車に乗っているシーンから、急に展開がギャグみたいになりよるのよ。
決定的だったのが、ラストでのこのシーン。

何で、こんなモノ入れた、監督よ！
玲奈チャンが佐伯家の中でドッタンバッタンするのは、まぁ百歩譲って許してもだな、このラストシーンはアカンやろ。
「なんじゃこりゃｗｗ」てそれまでの恐怖が吹き飛んで腹抱えて笑ってしもたやんけ。
ゲオで貰える無料冊子に「ラストは唖然とする事間違い無し」と書いてあったけど、違う意味で唖然としたよ（笑）
終盤の大袈裟過ぎる演出によって、それまでの作品の質を一気に落としてしまいよった。。。

ここだけ別の人が作ったんじゃねぇの？ｗｗ

あーあ、最後の最後でやっちまった。
なんでこんなギャグ漫画みたいなノリにしちゃったんだ。
台無しだよ、まったく。

トホホな気分のままエンドロールに流れる歌を聴いてたんだが、何！？この歌の歌詞！めっさ怖いんですけど！！
なんちゅう歌を唄うんだ・・・やめてくれよぉ頭から離れねぇよぉ＾＾；

今作の夜の繁華街を一緒に手を繋いで歩いてみたい美女図鑑

俊雄クンが在籍する学級を臨時的に受け持つ事になる女教師役の佐々木希チャン。
こんな可愛い先生が担任だったら毎日学校に通うの楽しくて仕方がないだろうな。

一番印象的なシーンは、この涙を流すシーン。
一発ＯＫだったようで、ここの希チャンの悲観に暮れる演技は絶品もの！！
後、寝顔がめっちゃ可愛いかったの。
傍であの顔で寝られてたらホッペにチューしちゃう。

評価：★★★
１４／１１／０６ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2014-11-06
メーカー：NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

オフィシャル・サイト

関連作：
『呪怨(1999)』（オリジナル）※個人的評価★★★★☆
『呪怨２(2000)』（オリジナル）※個人的評価★★★★
『呪怨(2002)』（劇場版１）※個人的評価★★★★
『呪怨２(2003)』（劇場版２）※個人的評価★★★★
『呪怨　白い老女(2009)』（劇場版３）
『呪怨　黒い少女(2009)』（劇場版４）
『呪怨 -終わりの始まり-(2014)』（劇場版５）
『呪怨 -ザ・ファイナル-(2015)』（劇場版６）